内容説明
【小説版登場!】うちはサスケが旅の途中で出会った少年。彼は語る。“暁”によって家族を殺されたのだと。“暁”――それは赤雲浮かぶ黒衣を纏いし異能の集団。彼らは殺し、奪い、焼いた。己の為、愛する者の為、金や祈りの為、芸術の為、平和の為、希望に咲く花の為。 新しい忍の夜明けに照らされたのは、かつて悪と呼ばれた者たちの、真実。秘伝シリーズ第六弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かつやん
21
暁ーー!! 大好きなので超満足!(なんでもナルトなら、殆ど満足なのですが笑)。 デイダラ&サソリ、角都&飛段の掛け合いは良かった! 細かい思考は文章で確認できて、なるほどねーって感じ。 また、オロチ丸も手に負えなかったイタチは凄いと再確認しました!2015/11/14
くりこ
19
サスケとイタチの話に暁を絡ませたかんじの1冊。なんとな〜くエピローグにそれぞれの暁のメンバーの話が繋がってはいるもののサスケの話とイタチと鬼鮫の話で十分だった気もします。そして漫画でもアニメでも本でも弥彦と小南と長門の話が切ないです。2016/01/07
Akihiko @ VL
16
NARUTO秘伝シリーズ第六作目。闇に包まれた最恐の犯罪集団「暁」に迫る作品。残虐非道な忍にも心はある。中には殺戮を愉しむ者もいるが、明確な理由無しに人を殺すような頭の悪い奴もいない。それぞれがそれぞれの思想の元に集い、組織として形を成しているのだ。暁のメンバー全てを描く為、1人1人のエピソードのページ数が少ないのが残念。犯罪に手を染めることになった生い立ちや自里を憎むきっかけなどを掘り下げて描いて欲しかった。2015/07/13
クククワワワワククワガタ
8
暁メンバーコンビごとの短編集。やっぱり暁はみんなキャラが立ってるなあ。芸術コンビと不死コンビの話が良かったです。どっちのコンビも仲が良いんだか悪いんだか2016/10/21
日光一
6
有名漫画の悪役視点の小説。悪役の組織って多くの物語で思うんだけど、構成を考えたり、人物造型を考えると不思議な魅力がある。「暁」も大変面白い組織で、全員残忍な犯罪者のはずなのに、仲間同士基本的に協力し、ボスの理不尽な命令に従い、めちゃくちゃ手間のかかる組織の最終目的のために動いているあたり、全員素直で真面目だなあと思う。組織のためになって動いていたのを考えると結局どうこの問題児たちを導いていくかを考えるべき人達の怠慢が後の悲劇に繋がっていったようにも思える。なので、環境によって悪役になった組織の印象がある。2017/03/14
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