内容説明
見当たり捜査――指名手配犯の写真を記憶し、街頭などで当該人物を見つけ出すという特殊な捜査法だ。非科学的だが検挙率は非常に高い。来年創設されるノンフィクション大賞に応募するため、フリーライター・夏目潤子はその取材にあたっていた。常に五百人もの顔写真を頭に叩き込む専従捜査官のなかでも、警部補の稲垣は天才的な記憶力と識別能力を持っていた。だがある日、稲垣は今まで一度もはずしたことのない「アタリ」をはずした。一体なぜ!? 潤子は非番の稲垣を尾行するが……。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiko
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見あたり捜査というのはテレビドラマや他の小説で知っていたので目新しさは感じず。主人公の過去は前作を読んでると、なんとなく不自然かな。2016/09/10
kei
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指名手配犯の写真を記憶し、街頭などで当該人物を見つけ出すという見当たり捜査に密着するフリーライター・夏目潤子。これが読みたいばかりに前作から読みました。前作よりも着地点が自然だし、潤子の経験も生かされていて、とても面白く読めました。こんなに首を突っ込んでもいいのかしら?と思うところはありましたが。潤子の仕事振りには、職業柄、世事に敏そうだし、色んな業界の裏事情に詳しそうで、刑事とは違った嗅覚を持っているのかもしれないなと感じます。追いかける事象や、密着する相手に対して、結構クールなところも好きです。2013/07/15
ともじゅん
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ただひたすら写真を見て特徴をたたき込み町に出て犯人を捕まえる刑事とライターの捕物帖2009/01/10
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