内容説明
「挨拶に来い」と上から物言う傲慢な政治家を叱責し、過剰なへりくだり言葉を使う担当者を斬って捨て、老人から尊厳を奪ったと医療現場へ警鐘を鳴らす……。人生の機微に通じた著者が、日常生活で覚える怒りと不安に真っ向勝負で挑み、喝破する。ストレスを抱えながらも懸命に生きる現代人へ、熱いエールをおくる、痛快エッセイ五十編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐりぐら
28
内館牧子さんのエッセイ。思わずガハハと笑ってしまったり、ごもっとも!と頷いてしまったりと、とにかく痛快でおもしろかった。特に所々で登場する東北大相撲部の学生たちとのエピソードは楽しく、内館さんの愛情がひしひしと感じられました。2015/10/05
田中寛一
15
東北大学の相撲部監督としての部員との様子や、友達とのこと、大相撲審議会などいろんな立場での話が満載で面白かった。女性として大相撲の横綱審議会委員なのだから、女性が土俵に上がれないことについて、伝統としてあるのだから変える必要はないということをはっきり言われていた。またいじめについてだが、教育委員会としての学校へのあり方については指導もされるのだろうが、親に対しても「いじめに負けるな」ではなく、どうしょうもなくなる前に「転校させればいい」と言われていた。あまりカリカリして体調を崩すきっかけになったとも。2026/04/06
柊
15
大好きな内館さんのエッセイ。今回は最初のノラ猫カミラで大笑い。その後繰り広げられる内館ワールドに、どんどんページが進む。相撲への愛、モラルのない行いへの怒り、言葉に対する目。はっとさせられる慧眼も伺えて大満足だった。あとがきに、急性の心臓病と大動脈疾患で救急搬送されたとあった。医師によると「原因の一つは怒りキャラ」らしい。どうぞお大事に。今後は静かにお怒りになって、またパワフルな本を届けてほしい。2015/10/05
yuhwen
14
バッサバッサ切る内館先生。東北大学相撲部の話が好きだった ⭐⭐ (病院用)2017/02/13
らす
14
ジャケ買い。短いエッセイが50編。印象に残ったのは和菓子についての「和菓子礼賛」。今川焼大好き♡は男性はひるむ。(シュークリームなら大丈夫。)そして和菓子を和風スイーツと呼ぶ女性誌への怒りが爆笑!「都市対抗」神奈川の人に神奈川出身?と聞くと「違う、横浜」と訂正される、など各都市のあるある話。親がまさに横浜出身なので笑った~。合間に読んだけど楽しめた。なぜか相撲についてのエッセイが多め。2015/09/17




