新装版 歳月(上)

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紙書籍版価格 ¥924
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新装版 歳月(上)

  • 著者名:司馬遼太郎【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 講談社(2015/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062749961

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内容説明

肥前佐賀藩の小吏の家に生まれた江藤新平。子供の頃から一種の狂気を持った人物だった。慶応3年、大政奉還を知るや「乱世こそ自分の待ちのぞんでいたときである」と、藩の国政への参画と自分の栄達をかけて、藩の外交を担い、京へのぼった。そして、卓抜な論理と事務能力で頭角を現していった。が……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

123
かなり以前に読んだが、途中で投げ出した作品。司馬作品でも難しいと思う。いや、好みが分かれると言おうか・・そこで今回気持ちを引き締めて上巻を読んだ。歴史上、時代の過渡期に生きた人物・江藤新平。難しいけれど、感想は下巻で。時間はかかる・・2017/10/04

さつき

81
『翔ぶが如く』を読んでから、江藤新平を主役にした本作も読みたいと思っていました。薩摩や長州、会津など、どの藩の人物を主役にするかによって、幕末維新の描き方はずいぶん違います。佐賀人を主役に置くと、どんな物語になるか興味津々です。上巻だけの印象だと、佐賀人が薩摩のようにがっちりした郷党を組まないのは、その中心となるべき江藤の出自、性格にも要因がありそう。これから征韓論をめぐる攻防が本格化するところで下巻へ。読むのが楽しみなような、怖いような…2019/03/31

壮の字

76
血で血を洗う維新回天の雄藩・薩長土。「二重鎖国」状態の引きこもり藩を風雲に押し上げ、むりやり四字熟語「薩長土肥」にしてしまったのは彼の功績。主人公は肥前佐賀藩士・江藤新平。司馬作品ではお馴染みの「仕事はできるが、空気が読めない」タイプ。明治新政府に参画する輩は多けれど、「国家」を形づくる能力をもつ者は二人しかいない。己の手ひとつで「国家」という芸術作品を仕上げたい大久保利通は、おなじ体臭をもつ江藤とは相容れない。自藩を重からしめるために西郷隆盛側に与してしまった征韓論論争、その決定的な決裂前まで。2016/03/22

レアル

62
江藤新平物語。佐賀鍋島藩の幕末と言えば「二重鎖国」。そして新政府で言えば、ギリギリの段階で新政府に滑り込めた「薩長土肥」の「肥」。最初から江藤の気迫に振り回され放ぱなしの如くのテンポ良い筆致で、読んでて心地よいやら痛快やら、危なっかしいやらで、冷や冷やしながら読んだ。幕末の鍋島藩の実情や新政府での立ち位地も読んでいて分かり易いし、幕府を倒した雄藩たちのその後の活躍と利権の群がる暗躍も読み処。江藤の行く末は分かっていても、物語が面白く寝る間も惜しんで読み続けた。このまま下巻へ。2017/12/26

びす男

61
「わしがこの世にうまれてきた意義は、日本に法治国たる基礎を建設することにある」。司法卿として日本の近代化におおきな足跡を残しながら、佐賀での反乱を企てた江藤新平の物語。法や正義に対して敏感な頭脳を持っていた彼は、法の立案にかけてはずば抜けた手腕を発揮した。一方で、征韓論ではやがて負ける西郷派に組してその没落を招いた。彼は法を設計する技術屋であり、政争を切り開く政治家ではなかったのだろう。薩長土肥の「肥」出身だったという引け目が、彼を無用な争いのなかへ引き摺り込んだように見える。後編を読んで書評かきます。2015/02/28

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