内容説明
荒川功樹（あらかわこうき）が前世の知識を持ったまま転生したのは、少し違う歴史を歩んだ日本。
「ファンタジー世界で剣と魔法にエルフの世界じゃねーのかよ！」と落胆する功樹だったが、自身のいたずら書きをもとにとある数式を（母親が）解いてしまったことから、世界中から功樹が天才だと勘違いされてしまうことに。
その功績で秀才が集う国際科学技術学院に入学した功樹は、カナダ出身の少女アリス、ロボット工学を専門とする信吾（しんご）と出会うが、そこでも天才と勘違いされたままで――!?
功樹が生まれ持った知識を披露するたびに勘違いされ、彼の行く先々で日常が非日常へと変わっていく!! 勘違いが加速していく天才転生コメディ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nawade
8
★★☆☆☆ Web版未読。違う歴史を歩んだ日本に転生した荒川功樹がこの世界にない考えを持ち込んだことにより天才と勘違いされていまうドタバタコメディ。Web版とは違うIFの物語らしい。勘違い系コメディなんだけど微妙。勘違いが発生するプロセスが理解できない上にそれを説明がない。これまでになかった発想で新発明という流れは理解できるのだが、それだけでは説明できない発明もあり、結局、荒唐無稽な話となっている。だが、ロジックを無視して、そういうものだと受け入れれば後半楽しくなってきた。9章の展開には驚いた。2015/08/23
蛇の婿
5
勘違い系小説家になろうライトノベル。たまたまブックオフで手に取りチラ読みして面白かったので即購入決定しました。新刊で買わなかった件についてはひらに容赦。…デカい本屋ではライトノベルは袋詰めしてあってチラ読みもできないし小さな地元の本屋ではそもそも無名の作品は置いていないし。まぁ…ライトノベルだと立ち読みされちゃうんだろうなぁ…各場面での状況説明のための視点変更が多く若干鼻につきますが、なろう系の小説の書き方のテンプレであり気にしたら負けかなと。余り考えずにガッと読んでしまうのが吉かな。楽しい作品です。2017/11/23
アツシ＠疾風(仮)
5
面白かった。若干の読みにくさはありましたが，それ以上に魅力的な作品でした。周囲に天才と勘違いされる。それを中心として，巻き起こる騒動が楽しい。同じ出来事をそれぞれ違う視点で語るのもgood。それが面白いのです。タイトルがちょっと取っつきにくいというか，タイトルで敬遠されてしまうかもしれません。次巻が楽しみ。2015/10/16
真白優樹
4
平行世界の日本に転生した少年が騒ぎを巻き起こしていく物語。・・・んー、何と言うか微妙にコメントしにくいというか。勘違いからとんでもないことになるのは面白いがその勘違いが唐突な流れで発生するというか・・・何と言うか、割と勢いで突っ走っている物語な気がする。・・・告白シーンがなかった気がするのは気のせいか？ 物語はこれからもしもの方向に走っていくとのことなので違いや面白さが出てくるのは次巻以降からなのではないだろうか。ひとまずこの巻だけでは判断しきれないのでこの先も見守っていきたい。 次巻も楽しみである。2015/08/28
ギンレイ
3
【楽しいことが沢山ありそうだ】 勘違いの異世界転生。 これは合わなかった。 群像的な書き方で勘違いを重ねていく感じです。 転生したら夢いっぱいな暮らしがしたいという感じでしょうか。 けれどもあくまで日本で、という条件をつけて色々弄ってみました的なもの？ 書籍をこの書式で出したというのはある意味チャレンジかもしれません 評価は ★★★★★☆☆☆☆☆ ５個星です！！2015/12/25
