集英社コバルト文庫 小説版 アオハライド６

著者名：阿部暁子【著】/咲坂伊緒【著】

集英社（2015/08発売）

• ISBN：9784086018647

内容説明

中学時代のつらい記憶を、塗り替えることのできた洸。みんなで見た夕日と共に、笑顔の思い出をつくることが出来た。そして洸の気持ちは、次の段階へ――。いっぽう双葉は冬馬との関係を大切にしようと努めるが……、ひょんなことから洸とある行動に出てしまい!?　波乱が広がる修学旅行の行方は――!?　世界は、こんなにもキラキラしている。駆け抜けた青春、大人気漫画のノベライズ堂々完結!!

目次

第１章
第２章
第３章
最終章
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[真理そら]

完結編。いろいろな人を傷つけながらも初恋成就の物語。「中一の時から好きなのは双葉だけ」と言われましても…双葉ちゃんの傷つきっぷりを思うと「ほんとに洸でいいの？冬馬クンのほうがいいのでは？」と思う読者である。でも「完璧じゃない」洸が好きだからほぼ完璧な冬馬ではダメなのね。個人的には亜耶が一番好きかな。阿部先生の文章は季節感があって好きだ。

2025/02/18

[かずは]

完結。洸推しだけど、やっぱり冬馬くんがイイ人過ぎて〰。漫画も良かったけど小説も良いな(。-∀-)。

2018/09/15

[たかはし]

同情から他の女の子に気をとられて好きな子を大事にできない男なんてダメだわ！だって、この先可哀想な境遇の女に出会う度に、彼女を裏切るんかっと突っ込みたくなる。冬馬くんのほうがよっぽど誠実！冬馬くん推すわ。

2015/07/13

[三度の飯よりビールが好き]

漫画十二巻までの内容見たときは、これで終わりでいいでしょって思ったけど、小湊君と村尾さんのこともあって、その後のストーリーも必要だったのでしょうね。それと待ちに待った洸くんの「双葉」が聞けて良かったです。菊池君が優しすぎる・・・。幸せになれるといいと思いました。

2016/02/21

[ゆー]

前の話を読んでから時間が大分たっててキャラクターとか設定とかうる覚えだったけど、読み始めたらそんなこと気にならなくなりました。ハッピーエンドめでたしめでたしっていうのは良いんだけど、主人公の心の中の葛藤がだんだんとうざったく思えてきました。恋愛が人生の全てじゃないんだよって言いたくなりました。

2015/12/29