電撃文庫 獣吾ドキドキプロジェクト！(2)

著者名：阿智太郎【著者】/天杉貴志【イラスト】

KADOKAWA（2015/09発売）

• ISBN：9784048707510

内容説明

学校ではエロの達人と噂されながら、実はエロ耐性ゼロという梶山獣吾十七歳。そんな男に地球の運命が託されて……未来からやってきたエロトレーナーのマイラが獣吾の家に居候するようになって……優等生の沙奈はなぜか獣吾を気にするようになって……。　こんなアホな話あるわけないと思いつつ、思わず笑ってしまう、超おバカコメディ第2弾!!　だけど獣吾の悩みはとっても真剣なんです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[中性色]

表紙の顔、ドヤ顔すぎないですかねぇ……とか思いつつ読了。沙奈の着痩せってところは個人的に好きかな。終始この人の作品らしいドタバタ感があってよかったな。ただ、面白いんだけど締めくくり形からしても、売り上げには勝てなかったよ……な感じになってしまったなぁ。まぁ、MAGAZINE連載ものでもあるし、ここら辺で切ったほうがよかったのかもなぁ

2014/06/30

[たこやき]

１巻は、ドタバタコメディという感じだったが、獣吾と同じ悩みを持つ沙奈の登場で、ラブコメ色も強化されて……というところで打ち切り状態。何てことがない話だけど、クスリという感じの作品だけど、突き抜けた部分がないので、これは仕方がないか。ただ、最終話がこれまでのエロ修行が一切関係のない、文字通りの「力業」で締めてしまったのがもったいない。これまでの珍妙な修行などの成果が少しは出ていれば、もっと納得できたのに。

2012/01/21

[如月]

相変わらずの阿智太郎テイスト。沙奈の登場で話が急激に進んでいった印象。沙奈がおいしそうなキャラだっただけに、これで終わりはちょっと残念。ただ、この手のラブコメは「伝統芸能」になりつつある。

2011/12/08

[無銘]

アホアホしいエロ修行コメディ、2巻で完結。打ち切りっぽいのは残念。しかし雑誌掲載時は3話目までだったので、前2話で沙奈の話を急激に盛り上げておいて最終話で完全スルーという憤慨もののラストだったが、EX話のおかげでいつもの阿智太郎的ドタバタエンドに落ち着いていてそこはよかった文庫版。

2012/06/25

[ハロサイ]

潔癖な沙奈は獣吾を嫌っていたが、沙奈の新体操の姿で鼻血を吹いた獣吾に、噂は誤解なのではと疑いを持つ。獣吾が鼻血はチョコの食い過ぎと誤魔化そうとして酔う１話。幽体離脱した獣吾は沙奈が誘拐される場面を見て、地獄の鬼をぶっ飛ばし戻って助ける２話。ジョコットマンが倒れ、代わりに未来に連れてこられ異星人と交渉に臨む獣吾の３話。何気ない普通っぽさは変わらず、ようやく話に絡んできた沙奈が方向性を付けてた分、前より面白かった。[☆☆☆－－]

2011/11/26