内容説明
人物を上手く描くための方法をとことん追求した一冊。「ペラペラ人間」「コンニャク人間」など、著者が独自にあみ出した手法を用いることで、どんな初心者も驚くほどの速さで正確な絵が描けるようになる。著者は数年前からネット上で同名のサイトを公開し多くのファンを獲得。本書は、特にマンガを描く人たちに向けて、線の引き方から落書きを経て、人物の全身から部分までステップを踏んで描けるようにていねいに解説した著者渾身の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
異世界西郷さん
15
イラストを描くために何か良い参考書はないかと思いこの本を手に取りました。読メやamazonでこの本を読んだ方たちの感想を読むと「分かりやすい」という感想が散見されたので期待したのですが、ちょっと私には難しかったようです。たぶん、私のようにそもそも絵をほとんど書いたことがない人間にはこういう実技書よりも先に座学書である程度知識を詰め込んでおかないと活用は難しいのではないかと思います。「何も分からない人」が使うよりも「何が分からないか分かっている人」が使うことで効果を発揮するのではないでしょうか。2016/12/05
DecoponMAGI
3
昔から作者のサイトを知ってはいたのですが長期の休みが取れたので、衣服編、同人誌二冊、HPのほぼ全ての絵を三ヶ月かけて模写してみました。やはり作者も再三言っているとおり、読むだけと実際書いてみるのとでは理解度のレベルが全く違います。人体作画にとても自信がつきました。この作者の教えは非常に実践的なので、意味ないかな?と思っても全部写すくらいのつもりで模写すると絶対力がつくと思います。やって良かった。オススメです。個人的には顔というのが、三角と四角を繋げたものだと言う解説に頭を殴られるほどの衝撃を受けました。2013/04/27
inarix
2
この本では、あくまで気楽に、鉛筆やシャーペンを持って落書き気分で始めるところから、人体の基本的な体のパーツのバランスや動きのあるポーズの描き方などごくごく基本的な部分(でもこれがしっかりできていると絵が見違えるように上手く見える)を段階にそって説明。 これで基本中の基本ができたら、ジャック・ハムなどのデッサンの本を見て、より深く人体デッサンを勉強するとよいと思います。 2013/07/23
さとう
1
著者のデフォルメ強めのアニメ絵は苦手なんだけど、それをおいても教え方がすごくうまい。立体で考えたことがなかった身にはたいへん勉強になる。こまめに励ましてくれるのもよい。買ってよかった本。2020/04/23
若菜
1
AMAZON限定のセット販売で購入。評価が高かったからまとめて買ったけど、想像以上によかった。絵が上達しないと悩んでいる人にはおすすめ。2014/05/25