内容説明
「中国論」収録の「ゴー宣」新シリーズ(2008年12月発行)。
SAPIO誌上で好評連載中、「ゴーマニズム宣言」の新シリーズ第1巻。麻生政権誕生までの1年間に、政治・思想・社会とあらゆる局面で起こった「保守崩壊」の現状がすべてわかる。パール判決書、沖縄集団自決、靖国問題からエコブーム、ニューハーフ、立ちションにまで縦横無尽に「ごーまん」かます、まさに怒濤の「原点回帰」。小林よしのりは「保守崩壊」の救世主=ネオになれるのか!? さらに、待望のゴー宣「中国論」も一挙収録。チベット・ウイグルへの虐殺をはじめ、北京五輪で沸き立った中華ナショナリズムの正体を暴き出す。
フィックス型EPUB108MB(校正データ時の数値)。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
零水亭
17
10年以上前の本で、第一次安倍晋三内閣退陣の話など、古い内容も多くなってしましましたが、チベット問題についての記述もあり、2021年、もっと読まれていい1冊と思います。
kozy758
8
文字数が多いだけではなく、内容も重たくなかなか読みずらかった。中国のチベット、東トルキスタン政策は怖かった。漫画からケータイへ、そしてスマホへ。文化の発展になるのがどうか、小林は「幼稚」になると言う。彼には良きブレーンがいて本作などが生まれたと思う。2017/10/04
がんぞ
6
事実を歪曲した醜悪な中国映画『YASUKUNI』に文部科学省は奨励金を与えた。(反日朝鮮人が国家公務員に潜入しているのではないだろうか)反発を“言論抑圧”といい募る「お前が作ったチベット抑圧ドキュメンタリー映画はどうなった」。大江健三郎は『沖縄ノート』で一軍人を「屠殺者」、沖縄人を「土民」と差別語を使い裁判官も名誉毀損を認めたのに出版差し止めはなかった。パール判事は粛々と自らの職務を全うした。いずれも御尤もだが、佐藤優の沖縄独立危惧に「反論しようにも、お前はほとんどの雑誌に書いているじゃないか」はどうかな2013/12/25
しょうたろう
3
チベット、ウイグル、東トルキスタン。シナによるホロコーストは現時点においても続いている。2012/07/10
南註亭
3
好き嫌いとか賛否は各人の自由として、描かれているそれぞれのテーマに関心にあるひとは読んでいないでは済まされないでしょう。私はある種の図書目録のように読んだりしています。2012/03/30