内容説明
時は二十一世紀。神様は地上に姿を現していた。猫耳メイド喫茶『猫神さまっ!』の店長バステトに傭兵会社『蝿の翅音』を経営するベルゼブブ、ホストとして迷える子羊たちを導くガブリエル。人間界に紛れ込んだ神様と、神様降臨に戸惑う人間たちが巻き起こす愉快で神懸かりな事件に神群活動保全課、通称『カミカツ』の守倉惟月と薊谷サキが挑む!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タカユキ
4
魔改造。とはいえ勢いで読めて良かった。でもカッティングの雰囲気の方が好きなんだよなぁ。2011/01/04
硝翅
3
あらすじと絵師で『カンピオーネ』を連想したけど、方向性は全然違った。表紙の印象とは裏腹に主人公が意外とくせ者で、鬼畜美学といい世界創世といいHJでは外道味主人公が流行りなのか? テンプレなツンデレを主人公がもて遊ぶのは面白かったが、主人公が好きなのはヒロインの〇〇…続巻出たら香ばしくなりそう。2010/12/28
海老庵
2
テンプレに見えて、ちょっとズレてるのが面白さにつながってる。主人公二人がイイ感じで「相棒」になっていく過程がとても良かった。設定もキャラも好みだし、安定して続きそうだね。2011/01/02
いそ
2
神様が零落し地上に姿を現した世界で、かつて助けられた恩神を探すため探偵事務所でバイトをしている主人公が、仕事先のトラブルで恩神に似た少女と出会い、より大きなトラブルに巻き込まれて行く話。探偵事務所の所長が江藤勇作(べスパは探偵の命だと言ったりする)だったり、ヒロインが警視庁所属の薊谷(あざみや)サキだったり、今の購買層には分からないんじゃないかな。あとがきにあるキャラ紹介の女版後藤喜○もそろそろ危なそう。内容は面白かったので、2巻が出たら買う。2010/12/29
彩雲
1
アクションコメディ系のバディものでした。後書きによると編集との打ち合わせでこの方向性で行く事になり、映画やドラマのビデオを観て研究をされたとの事です。『危ない刑事』などに感じられる面白さが非常によく再現されていると感じました。しかし見事に再現され過ぎているからなのか既視感まで感じられたのはどうなのか。具体的なエピソードがどうこうではないので作者の努力と才能は凄いという気はします。で、良作と呼んで良い作品だと思うのですが、世界を描き出す点で物足りない部分があります。神様の中身みんな日本人じゃん?(w;2011/01/03