内容説明
悲劇の事故から30年。深い悲しみの果てに遺族たちがつかんだ一筋の希望。感動秘話●3人の愛娘を失った夫妻の慟哭●慰霊を支えた元零戦乗りの村長●村一番の暴れん坊から「山守」に●遺族から慕われ続けた日航社員●遺族会をまとめあげた母の執念●事故直後に生まれた遺児の感慨●新妻を失った男性の「それから」●あの遺書が自分を育ててくれた●真相究明を続けた事故調査委員……悲しむ人と寄り添う人の感動秘話
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
20
3人の娘を一度に亡くされた田淵さん、9歳の男の子を亡くした美谷島さん、加害者側としてJALを退職後も慰霊登山を続ける大島さん、遺族から「あの人が村長で本当によかった」と言われた墜落現場の村長だった黒沢さん。それぞれに長い時間をかけて、もがきながら必死に生きてこられたことがわかります。最も腹立たしかったのは、ボーイングの担当者が123便と同条件のフライトシミュレータを使って「私がやれば着陸できます」と再現したところでした。元々はボーイングの整備ミスであるのにこの対応とは…。反省が全く感じられません。2017/08/27
Humbaba
12
思い出すのも辛いような出来事。しかし、それが忘れ去られてしまうのは思い出すことよりも更に辛い。突然に大切な人を失ったという記憶は、どうやっても完全に回復することはない。その辛さを分かり合うことが出来るのは同じ体験をした人同士だけであり他の人は本当の意味で分かり合うことはできない。2015/09/23
akinbo511
11
事故のニュースはテレビにかじりついて見ていたけれど、坂本九さんが乗っていたことがショックで、そのこと以外はほとんど記憶になかったので、少しだけれど事故そのものや、その後の原因究明のことを振り返ることができた。そして、家族が健康で一緒に暮らせることの幸せを感じることができた。 2015/09/15
しゅえ
5
著者はマスコミの人。マスコミといえば、P.164にあるように、母親に連れられて命日の慰霊登山に来た4歳の子どもを囲んで「お父さん死んで悲しい?」と聞いてしまうような、己のことしか考えていない人ばかり、という印象を持っている。しかし一方で、著者のような方も(当然)いるのだと知れたことにほっとした読書だった。もちろん著者も仕事として取材をしているのだが、個人としても寄り添う誠実さが伝わった結果の1冊だと思った。どんなに時間が経っても、悲しみは乗り越えられるものではなく、抱きしめたまま生きている人が多い。2018/08/09
もだんたいむす
3
2026年におおよその事情を頭に入れて読むと、日本航空を“加害者”と称するのには疑問がある。あと、ちょっと社員が被害者支援に前のめりすぎ。昭和だからか?死んだ人間のことは忘れて、前を向き、自らの幸せのために再婚した男性(事故で亡くなったのは新婚だった妻)がいたのはまぁ当たり前だろうなと思った。2026/03/22
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