悪魔公爵と一輪のすみれ １本編

著者名：津谷さとみ

SBCr（2015/07発売）

• ISBN：9784596957009

内容説明

１年前に決闘で夫を亡くしたパンドラは、そのせいで男を手玉にとる魔性の女と社交界で噂され傷ついていた。そんな時、親友に気晴らしに誘われたパーティーで社交界の悪魔と呼ばれる公爵ルパートと出会う。不届きな殿方と聞いていたのに彼は紳士で、卑劣な男に襲われたパンドラを助けてくれた。その後、いくら断っても彼は熱烈なアプローチを仕掛けてくる。でも彼女は知らなかった。都合のよい花嫁を必要としている彼が、未亡人であるパンドラに目をつけたとは…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[じょう]

原作を気にいったので。。。２冊なのでエピソードがバッサバッサ切られていなくてよかった～。

2015/10/05

[チョビ]

ダンナ見た瞬間に「うわ、こいつ（核心）っぽい」と思わせる画力に唖然。男主人公は一目惚れした弱みで、いろいろ女主人公につきまとうのですが、知性だけではなく感性もバツグン（第六感でダンナや弁護士に嫌悪感をあらわにしている）のため、いい相談相手になってて、この距離感がよい（もちろん常に常に下心は丸出しなのですが）。ただねえ、彼女が隠しているからいろいろが起きてるんだよね。…うーん、複雑。

2015/08/08

[kina]

津谷先生のロマンチックな絵とヒーローのしゃれ者っぷりが実によくマッチしています。登場するシーンでいちいちポーズとったりしてカッコつけているんですよね。でも、そこがいい。ヒロインも可憐だしめそめそしているだけの女性じゃなくて素敵。