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内容説明
朝起きたら蝉になっていた悲劇のリーマン・蝉丸。 短命の代名詞、蝉……。 己の姿を見て、もはや長くは生きられないと悟った彼は、カッコよく最期を迎えることを決意した。 今、意に反してなかなか死なない蝉丸と、微妙な気遣いを余儀なくされる周囲との、駆け引きに満ちたスリリングな日常が幕を開ける!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫雲寺 篝
5
「その朝 蟬丸は 自分が蟬になっている事に気づいた」朝起きたら蟬になっていたサラリーマン蟬丸。寿命は1週間。悔いのないよう最期の日まで生きよう、と出社する蟬丸。「そして一週間が過ぎ…ひと月が過ぎ… 蝉丸はまだ生きていた」ツナミノユウの描くシュール系コメディ。まくし立てるような台詞の羅列はあまりなく、しかし雰囲気はしっかり作者らしい。女性陣が可愛らしいので、それがメインに来る話は安定しているが、働き過ぎな臼羽や体育会系だと思われがちな楊間のような男キャラの話もしっかり面白い。「いつ死ぬんだ 俺は…!」2018/12/17
策太郎
5
「変身」のようにある朝起きていたら蝉になっていた主人公、蝉のように1週間で死ぬと思っていたが・・・1週間が過ぎ、一月がすぎたが彼はまだ生きている(笑)。死に際だけでも美しくと無理してかっこつける主人公と振り回される同僚たち。爆笑ではないけどジワジワと笑いを誘ってくる感じ2016/02/25
あとんす
2
セミとしての習性に悩むより、どうしたら人から良く見られるかに全力を注いでいるのが面白い。黒手袋を常用するあたり彼の落ち着いた大人像は少しズレてるのは間違いない。身近にありそうなネタばかりで一緒に一喜一憂できた。2016/10/05
ゼルミナ
2
カフカっぽい物語の前提は割とどうでもよくて、とにかく内省的で面倒臭い主人公の生きずらさ感が堪らない。むしろセミになった事は福音じゃないかなぁ…「僕オタリーマン」読んでるヒトはドンピシャで面白いと思う。おすすめ併読タイトルやなw(「北区赤羽」ほどエキセントリックじゃないトコがポイント。)2016/03/06
mekasue
2
良作。「ツナミノユウ先生が帰ってきた!バンザーイ!!」と心の中でガッツポーズしてしまいました。レビュアーの方が書かれてる「生活の中の『気まずさ』をコミカルに描く」という表現がピッタリな作風です。主人公の蝉頭の人は決して一発屋的なインパクトを与えるためのものでなく、ただ話を動かすために必要なエッセンスだと思っていただきたい。主人公が霞むくらい、ただの一般人に愛着が沸いちゃう不思議な漫画です。2015/08/15
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