内容説明
もともと会話とは言葉のボールを投げあう愉しみもあるわけで、言い返さないのはもってのほか。言い返すほうがルールにかなっているのだ。ただし、会話はバトルではないことを心得ておこう。また、相手や状況によって言い返すフレーズは異なる。この本であげたいくつかの例が、あなたのムカッ解消の手がかりになったら、どんなにうれしいだろう。そして、女たちの話し方はどんどん素直になり、かわいい大人がザクザク増えて、私たち女は勝手にステキになっちゃうのだ。実はこの本にはそんな野心も込められている!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みぃー
25
相手の言動にムカッときたら言い返そう、自分の感情に素直になろうと言う本書。様々な場面で『こんな風にね』と例をあげてある。残念ながら自分にピッタリのシチュエーションがあまりなく流し読みになってしまったけれど、『他人にとって“いい人”でなくてよい。自分による自分自身の評判を気にかけよう』という部分には共感した。 2017/05/17
むつこ
14
思ったより上手な言い返し方と思えなかった。逆に、そんなにうまくいくかな?と、これで仲がよくなれば世の中ラクだと思った。それだけ自分の周囲が気難しい人ばかりだと思いたくないけれど、とりあえずトライしてみようと思う。2015/03/16
スリカータ
9
タイトルに惹かれて読んでみた。弁が立つ、というのが第一印象。咄嗟にそこまで言い返せないから後悔したり、引きずって凹むんだよなぁ。ショートショート劇場の脚本を読んでいる様な感じがした。相手がその通りの動きをすれば良いのだが、相手がそれ以上に弁が立ったら、人間関係に修復不可能な亀裂が入るだろう。2019/04/07
rie
4
言い返すって何も生意気な意味じゃないですよ?喧嘩腰ってのとも違います。 ただ他人から言われた事に胸がモヤっとしたりチクリとすることって誰でもありますよね。それを素直に受け取るばかりでは自分だけが酷く疲れます。 受け取るものは受け取るとして、自分の考えや価値観を押し付けがましくない程度に相手にやんわり受け取って頂く。そんな事も人間関係では大切なんですよね。2015/12/01
吉日なり
4
自分と違う感性で投げられた言葉に唖然として言い返せないことがままある。返しの上手な人をみるといいなぁと思うけど、この本を読んでも感性が違って自分のことばにはなりにくいと思った。が学ばなければとも思う。人生は常に学びに満ちている。2014/07/18