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内容説明
猫好きサイエンス作家で、サイエンスZERO(Eテレ)の司会、ひるおび!(TBS系)コメンテーターとして活躍中の竹内薫氏による科学エッセイ集。相対性理論で有名なアインシュタインは、ノーベル物理学賞では量子論の業績で受賞している。その理由とは、なかなかやっかいなもので選考委員の中に「相対性理論はインチキだ、絶対に認められない!」という頭の固い物理学者がいたせいとのこと。なるほど、だから受賞時あの舌をだした写真があったのか!? と思ってしまう(ふふふ)。本題の「猫が屋根から降ってくる確率」は何パーセントか? 物理学の視点から見ると、量子論の生みの親シュレディンガーは、アインシュタインと共に「確率的な予言しかできない」という点に猛反発し、アインシュタインはかの名言「神はサイコロを振らない」と述べた。つまり天気予報みたいな確率の考え方は物理学では値しないのだと考えた。だからそんな設問はありえん! のです。本編は、飼い猫の「シュレ猫」、奥様の「K妻」、そして著者の「私」、そして時々愛娘「R嬢」による軽妙な会話を通して、現代科学をわかりやすく、ニュースだけではわからない科学界の裏側までをも縦横無尽に、科学のかおり漂う軽妙洒脱な文章でひもといていく。科学界のご意見番に何でも聞いてみよう!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
28
★★★ 科学エッセイ集。古い話もあったけど、読みやすくて面白かった。2017/11/26
いまちゃん
10
科学エッセイ集です。科学アレルギーな私でもスラスラ読めました。ただ、誤字脱字が多いのと、エッセイの初出しの年月日が書かれていなかったのが少し不満かな。2015/01/22
たか
7
コマ大などでお馴染みの竹内先生の著書。一般人にも読みやすい良書です。2020/02/29
トムトム
5
猫好き科学者さん。「物質をめぐる冒険」が面白かったのでエッセイを読んでみたらクソでした♪インチキ動物愛護団体に洗脳済みな印象。誰かが言っていたことを説明するのはうまいけれど、自分の意見になるとすごく頭が悪い。読み始めた本は最後まで読むようにしているけど、不愉快でした。2019/09/14
お華
5
★★★☆☆ エッセイなので読みやすかったですね(^ν^)2015/05/10
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