内容説明
20代の若手僧侶たちが、フレッシュな感性で、今日をていねいに暮らし、内側から輝く美しいひとになれる禅の言葉を集めました。禅の美しさとは、人への思いやり、曇りのない目でものを見たときに得られる清らかさなど、心の内面から輝く美しさです。移りゆく季節の尊さ、新しい毎日を感じること。人と人との出会いのなかで互いに敬い合うことを学ぶこと。当たり前の日々の暮らしそのものが禅の修行であること。忙しい日々に流されるのでなく、ちょっとだけ「私」を休む時間を持ってみませんか。それだけでも、なにかが変わってくるかもしれません。心の不安や悩み、落ち着ける方法など、生き方の教えである仏教には、現代を生きる私たちの指針になるヒントが数多く示されているのです。その教えを、若手僧侶がわかりやすく、優しく紹介し、解き明かします。ぜひ皆様の毎日にお役立てください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オレンジメイツ
29
「図書館本」禅語が解説付きで紹介されている。見知っている禅語も多くあり。今回初めてで気になったのは「且緩々(しやかんかん)」焦らない、あわてないように、まぁゆっくりやってみるかの気持ちを心に持つようにします。2021/11/06
まっきー☆
1
最近ワタシの中でのアンテナに引っかかるキーワードは『花』『言霊』で、たまたま本屋でこの本と出会う。そしてとても素敵な言葉に出会い、それを屋号にしようと決意。あるがままの姿が美しい、ということ。美しいというのは見ためではなく、心のことであり、心が美しければそれは身から沁み出るものだと思う。本当にそうありたいと切に思った。少しずつで良いから、本書に書かれたことを実行していきたいと思う。2015/04/03