出版社内容情報
フィルムアート社創立50周年記念復刊
映画の楽天性を慎ましく肯定する
明晰かつ挑発的。大胆かつ精細。
映画史を奔放に横断し咀嚼する蓮實流映画講義集、ついに復刊!!
「未だ現在進行形の「映画の死」。あなたは間に合ってしまった。とすれば、本書を読む以外の選択肢はない。」
――濱口竜介(映画監督)
わかりやすい言葉と魅力あふれる語り口で展開する「映画講義」。
レイ、ロージー、フラー、サーク、小津、トリュフォーなど、輝かしき饗宴を担った幾多の映画人たちへ深い追憶を捧げながら、大胆な省略と繊細な手さばきで、映画史の風土を滑走する鮮やかな一書。
第?講 映画はいかにして死ぬか
ハリウッドの五〇年代
第?講 異邦人の饗宴
横断的映画史の試み
第?講 放浪の音楽家
映画的健忘症を克服する
第?講 三人の作家
小津安二郎1『麦秋』をめぐって
小津安二郎2『東京物語』をめぐって
フランソワ・トリュフォー『恋のエチュード』をめぐって
鈴木清順『ツィゴイネルワイゼン』をめぐって
第?講 ジブラルのタル鮫
わが映画遍歴
蓮實重?ベスト10&ワースト5 十年史
あとがき
映画題名索引
初出誌(講演)一覧
新装版あとがき
蓮實重?[ハスミシゲヒコ]
著・文・その他
内容説明
明晰かつ挑発的。大胆かつ精細。映画史を奔放に横断し咀嚼する蓮實流映画講義集、ついに復刊!!
目次
第1講 映画はいかにして死ぬか―ハリウッドの五〇年代
第2講 異邦人の饗宴―横断的映画史の試み
第3講 放浪の音楽家―映画的健忘症を克服する
第4講 三人の作家―小津安二郎/F・トリュフォー/鈴木清順(小津安二郎1 『麦秋』をめぐって;小津安二郎2 『東京物語』をめぐって;フランソワ・トリュフォー『恋のエチュード』をめぐって;鈴木清順『ツィゴイネルワイゼン』をめぐって)
第5講 ジブラルのタル鮫―わが映画遍歴
蓮實重彦ベスト10&ワースト5 十年史
著者等紹介
蓮實重彦[ハスミシゲヒコ]
1936年生まれ。1997年から2001年まで東京大学第26代総長。主な著書に、『反=日本語論』(筑摩書房/読売文学賞受賞)、『凡庸な芸術家の肖像マクシム・デュ・カン論』(青土社/芸術選奨文部大臣賞受賞)、『監督小津安二郎』(筑摩書房/仏訳 映画書翻訳最高賞)、『伯爵夫人』(新潮社/三島賞受賞)など多数。1999年、芸術文化コマンドゥール勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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