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内容説明
古くからこの国で語られ続けている昔話や御伽噺、民話……
それらの中に秘かに隠された真実や理を、
鬼才・花輪和一氏が、その独特の世界観で描き切る!!
第2集も、河童に天狗、座敷童……と、
あっちの世界の住人が、いっぱいいっぱい出てくるよ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
12
「あの世はあると言う人もいれば…ないと言う人もいる(略)子供は無邪気で純真だから知ってるかと思ってよう」。純真な心だから見えるものがあるのと同じように、邪な心だから見えてしまうものもある。それを日本人は、知恵と理でもって、生活の中に組み込んでいく。花輪和一の絵は、ときに恐怖を、ときに親しみを感じさせ、見えざるものの存在を、日本の風景の中に描き出す。2015/02/03
5〇5
3
~歌唱『時代/中島みゆき』で~ ♪ 今はこんなに貧しくて 情けをかけられて ひもじくて笑顔には なれそうもないけど あんな時代もあったねと 昔話をしてくれる こんな事件もあったねと 事実関係説き諭す だから今日は不思議な出来事 目で見てしっかり覚えましょう めぐるめぐるよ因果はめぐる 苦しみ悲しみくり返し 今日は倒れた物乞いたちも 今につながる業があるよ ♪ 2022/08/28
アメヲトコ
1
因果は巡る糸車。母親をモデルにしたという女性が印象的。2016/02/13
まぐりふ
1
表紙からしてヤバい。近い時期に出た『呪詛』と比べると、説話物語の体をとっている分、こめられた念が客体化されていて、完成度は高く感じる。その一方、明らかに自分の母親をモデルにしていると思われる人物を、あんな役柄で登場させたりするあたり、どこまで行っても因果と業から逃れられないのだなあ、としみじみ思った。2015/02/03
revelation
1
貧乏な小作人だって、やるときゃやりますよね。バキ〜ンて。2015/02/16