ハーレクイン<br> 高慢な公爵の誤算

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ハーレクイン
高慢な公爵の誤算

  • ISBN:9784596332141

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内容説明

冷酷非情な公爵はまるで優雅な野獣。わたしを怯えさせ、また魅了する……。

親友たちと杯を交わした帰り道、公爵ザカリーは謎のレディと出会った。黒いベールで全身を隠した彼女は重大な秘密を告げに来たと言い、世間が知らないはずの、彼の“影の姿”も知っているらしい。ザカリーの瞳に妖しく獰猛な光が宿った――危険だが興味深い娘だ。彼は抵抗する隙も与えず彼女を軽々と担いで屋敷まで運ぶと、みずからの寝室に連れていき、正体を明かすよう詰め寄った。すると、驚くことにベールの下から姿を現したのは、10カ月前、彼との婚約を破棄して異国へ逃げたジョージアナだった。あの生意気な小娘が今さらなぜ? ザカリーは冷酷にほくそ笑んだ。彼女が真の目的を白状するまで、しばらく籠の鳥にして楽しんでやろう。

■結婚市場にあふれ返る花嫁候補には興味を示さず、気の合う仲間と紳士クラブに集う男たちを描く〈孤高の公爵シリーズ〉第2弾。冷酷非情な放蕩貴族として有名なホークスミア公爵が主人公の本作は、ある逆境に置かれた元婚約者とのドラマティックな再会物語です!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

18
読み友さんから。「は~結婚めんどいなあ。あっ、あの子かわいいじゃん!」…で、女子に求愛もせずにオトンのところへ行き、自分の地位と肩書とで威圧して婚約の許可をもらった時点で、女子的にはもう男子は有罪確定です。女子の駆け落ち後の転落はちょっとリアリティがないものの、まあ冒険ものだからなあ。結構傲慢男子がオロオロして愉快です。2015/12/21

サティーシャ

3
父の遺言で必要に迫られ求婚もせずヒロインの父親と結婚を決めた公爵ザカリーと、世間知らずで弟の家庭教師のフランス人と駆け落ちした伯爵の娘ジョージアナ。駆け落ちから10か月後の話。駆け落ち相手は諜報員でフランスで苦労をし夢見る乙女から成長したヒロインに、メロメロで自分のしたことを後悔するヒーロー。よかったです。2018/10/24

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