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内容説明
熊野詣や西国巡礼、十一面観音像をはじめとする古寺・古仏をめぐる旅、近江を中心とした隠れ里への思いなど、神仏の信仰や求道的な祈りに共振する正子の眼差し。かそけきものへの思いと在りようを探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sheemer
16
6月に読み始めて間を空けて読了。白洲正子のエッセイから、巡礼や宗教に関連したものを青柳恵介氏が編纂したものといえると思う。過去にいくつも読んでいるものもあり、なつかしかったり思い出したりしながら読んだ。現代作家にはちょっと見当たらない深い日本語と、彼女らしい自由な精神と揺るぎない眼・観察眼が組み合わさっている。名言の宝庫でもある。現世と仏道をただよう西行のとらえ方が好きだ。折口信夫の「ちくりを」には笑ってしまった。ほんとお茶目なんだから、白洲さんww2023/10/21
Yoshi
0
神仏や巡礼的な意味合いを持ったエッセイを集めてある。 芭蕉や西行、木食上人や円空と旅をした詩人や僧侶の話、西国三十三箇所巡りやお遍路さんの話、十一面観音の話等非常に興味深かった。 旅の中での美さ、題名にもあるがその祈りのような言葉は非常に印象に残った。 道成寺の茶碗の話も面白かったが、こういう教養も廃れてしまい中々理解されなくなっている昨今。 利休の墓、石塔の呪いの話も初めて聞いたがそんな事あったんだな、と。 近江が石で有名なのも知れてよかった。2025/01/30
Junko Yamamoto
0
白州正子節!2020/08/15
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