ハーレクイン<br> 野性の花嫁

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ハーレクイン
野性の花嫁

  • ISBN:9784596916358

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内容説明

G・ハート賞受賞作家ジュリア・ジャスティス、色褪せぬ名作!壮絶な悲しみを背負った少女が知る、はじめての恋。

10年前に愛する母親から引き離されたヘレナは、暴力をふるう父のもと軟禁され続けるという不幸な少女時代を送った。その父が亡くなり晴れて自由の身になれたのも束の間、母はすでに他界していたことを知る。ようやく一緒に暮らせると思ったのに――悲しみの中ヘレナは母の遺言で、ロンドンに住む母のいとこレディ・ダーネルのもとに身を寄せることになった。だが引き合わされたダーネル家の家長アダムを見て、彼女は唇を震わせた。野暮ったい恰好のヘレナを心底ばかにするような表情が、世にもハンサムな顔に浮かんでいたのだ。

■父親の葬儀が行われるなか、一人ほっと胸をなで下ろすヒロイン――そんな冒頭のシーンから一気に読みに入らせる本作『野性の花嫁』は、実力派ジュリア・ジャスティスまさに本領発揮!の1冊。ヒロインのヘレナは幼い頃に愛する母親から引き離され、暴力的な父親のもと実に10年間(!)も軟禁、虐げられてきた娘。父が亡くなり、ようやく母のもとに帰れると思ったのも束の間、すでに母も他界していました。そして彼女は母の遺言で、後見人であるいとこの家に引き取られ、その家長アダムと出会い…。社交界のマナーはもちろん、紅茶の味や、目の前にある果実がなんなのかすらわからぬヘレナ。そんなヘレナが強くしなやかに大輪の花を咲かせ、また、アダムをはじめとする周囲の人々が彼女の影響を受けていくさまは必読! おすすめの1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サティーシャ

1
10年前に母親から引き離され暴力をふるう父親に監禁されて育ちながらもとてもやさしく魅力的な女性に成長したヘレナと婚約者がありながらもヒロインに惹かれる母親のいとこのダーネル家の家長アダム。ヒロインは積極的で前向きで魅力的だったけど、ヒーローが真面目で保守的すぎてイマイチだった。2016/11/13

なこ

0
★★☆☆☆2015/06/25

ふふふ

0
ヒストリカルは突っ込みどころ満載でこの本もやはり突っ込みたいところは色々とありましたが、総じて楽しめました。ヒストリカルの良いところは必ずハッピーエンド、なのでどんな困難あろうと安心して読めます。ヒロインは妖艶でたくましく、ヒーローは慎ましく翻弄されるタイプで最後にちゃんと行動起こすところが良かったです。2021/01/13

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