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バットマン:ザ・ラスト・エピソード

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  • サイズ B5判/ページ数 128p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784796870719
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

内容説明

ゴッサムシティのとある街角、寂れたバーの奧で、一人の男の葬儀が行われてた。続々と集まってくる参列者は、ジョーカー、キャットウーマン、ロビン、アルフレッド…そう、柩に横たわる男は、闇の騎士バットマンだ。参列者は口ぐちにバットマンの最期を語り始めるが…?はたして、ゴッサムシティの守護神バットマンに何が起こったのか?『ダークナイト・リターンズ』『イヤーワン』に続く、バットマンの新たな名作が誕生。

著者等紹介

ゲイマン,ニール[ゲイマン,ニール][Gaiman,Neil]
現在、アメリカに在住。世界中から贈られた数々の賞に囲まれている。小説、コミック、映画・TV等の脚本、詩、オペラの台本を手掛け、2009年1月、著作『THE GRAVEYARD BOOK』がニューベリー賞に選ばれた。この賞はアメリカ図書館協会が定めるもので、最も優れた児童文学賞に贈られる

キューバート,アンディ[キューバート,アンディ][Kubert,Andy]
DCコミックスのヒット作『バットマン対プレデター』『アダム・ストレンジ』でプロデビュー。その後、マーベルに移籍し、同社の看板タイトル『X‐MEN』を手がけた。ニール・ゲイマンとタッグを組んだ『マーベル1602』シリーズで、2005年度のクイル・アワード最優秀グラフィック・ノベル賞を受賞。ニュージャージー州のドーバーにある、父の経営するジョー・キューバート・スクール・オブ・カートゥーン・アンド・グラフィック・アートで講師を務めてもいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

神太郎

22
スーパーマンでもザ・ラストエピソードというものがあったが、まさかバットマンにもあろうとは!アラン・ムーアが描いたスーパーマンの最終回とは違うバットマンらしい最後とは「死」以外にないという。しめやかに行われるバットマンの葬儀。しかし、参列者は語る。自分がバットマンを殺したのだと。メタ構造を取り入れつつ人々のなかにいるバットマン像と人生模様は中々に哲学的だ。これはスーパーマンではなかなかできないことと思う。その他にも4つ短篇が収録されているがそれぞれ味がある。特に楽屋裏を舞台にした「黒と白の世界」が好きだ。2020/02/02

月世界旅行したい

11
昔読んだ。ニール・ゲイマンらしい内容。2015/11/08

ぐうぐう

8
『バットマン』のラストを描くに至って、ニール・ゲイマンにはふたつの大きなプレッシャーがあっただろう。ひとつは、長らく続く国民的ヒーローの、まさしく最後を描くことの重圧。そしてもうひとつは、先行する『スーパーマン』のラストを描いたアラン・ムーアの「何がマン・オブ・トゥモローに起こったか?」があまりに素晴らしすぎたことだ。しかしゲイマンは、その二つのプレッシャーを木っ端微塵にしてしまう傑作を生み出す。それが本書に収録されている「何がケープド・クルセイダーに起こったか?」だ。(つづく)2010/10/12

はにまる

5
バットマンの面白さは、ヒーローもヴィランも拗らせてる連中ばかりという点だが、本書も拗らせパワー全開。ダイナミックな作画も素晴らしい。ただ、ラストはニール・ゲイマンらしいといえばらしいが、自分がバットマンに求めているのはちょっと違うかも。2019/01/04

c

5
スーパーマンの最終回を踏まえている強みもあって、完璧にムーア超え。あちらは「あり得る可能性の一つ」だったが、こちらは「あらゆる可能性の全て」を描いているからだ。加えてアンディ・キューバートの作画も素晴らしい。特に、日本のアニメや漫画の影響を受けたであろう、おっぱいの描き方がよいです。2010/05/22

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