ハーレクイン<br> ハーレクイン・イマージュセット 17

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ハーレクイン
ハーレクイン・イマージュセット 17


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内容説明

★お得なセット価格★ハーレクイン・イマージュ2作品収録『ナニーと最後の独身貴族』―名門ブルースター家の老家長ノームに嫁いだ姉が事故で亡くなり、天涯孤独となったクリスティンは打ちひしがれていた。ところがその姉がじつは三つ子の赤ん坊を遺していたことを知り、ノームの息子3兄弟が親代わりをしているという屋敷を訪ねた。その日ブルースター邸では末弟の結婚披露宴が催されており、タキシードを着こなした美しき黒髪の長男グラントが玄関先に現れた。かたや、みすぼらしい田舎娘といった格好のクリスティンは、素敵な彼と冴えない自分を比べ、恥ずかしさに赤面した。だが、グラントが三つ子の世話係が足りず困っているのを見て、彼女はナニーを買って出た――みずからの正体を明かさぬまま。
『涙色のほほえみ』―母を亡くしたばかりのアビゲイルには、早急にお金が必要だった。看護師として働いていた病院は母の看病のために辞めていたし、少しずつ切り崩していた貯金も、葬儀代で底をついてしまったからだ。そしてオランダでの仕事で会ったのが、ファン・ワイケレン教授だった。外科医の彼は容姿端麗で、聞きほれるほどすてきな声の持ち主だ。ただし、目にも口調にも温かみはなく、彼女を嫌っているようだった。でもどんなにうとまれても、彼に会うと胸はどきどきしてしまう!教授は昔、誰かに傷つけられて、冷たく気難しい人になったという。彼がまた人を愛せるよう、私が役に立てればいいのに。だから今日も、アビゲイルは涙を隠してほほえみつづけた……。