内容説明
ゴミをあさったり人間を襲ったりと害鳥として扱われることが多いカラスですが、九官鳥のようにモノマネをしたり、人になついたりと、実はけっこうかわいいやつだった! 「かぁ子りん」との生活を通じて、知られざるカラスの生態を学べるコミックエッセイ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
S 2
20
ペット化されていない動物には理由があるんだな…そして、カラスの体臭はスパイシーな香りと。インコは香ばしい系だった気がするけど、鳥の種類でも大分ちがうんだな2020/03/18
K K
14
これは癒される。最後は不覚にも泣けました。わたしも色々飼い、実家は鳥を色々飼ってきたから、一般の人より鳥の大変さは分かります。フンが嫌なので当方は飼いませんが実家で見ていて可愛さも実感してました。 カラスを飼いたいとは思いませんが、犬養さんの菩薩のような優しさとかありんの永遠の3歳児のようなヤンチャぶりには癒されました。言葉が通じないし、病院もお金がかかるから、ある意味人間より大変。 でも最後の"動物を飼うと言うのは人生の幅が広がること。"に共感。動物好きとしてはたまらない一作でした。2018/07/06
takachan
12
カラスにちなんだ名前の町に住んでいるせいか、カラスをよく見かける。本に書かれているように非常に賢い鳥だと言うことも認識している。子供の頃、祖母の家で怪我をしたカラスの子供を飼っていたが、簡単な言葉をしゃべっていたと思う。そんなこんなで昔を思い出しながら楽しく読んでいたが衝撃のラスト!!!に泣けた。kindle日替わりセールにて。2017/02/11
ち〜
12
友人に教えてもらい、本屋に買いに走りました。カラスは皆の嫌われ者で、私のようにペット鳥を愛する身としては、気を付けないとダメな生き物ですが、この本の「かぁ子りん」は可愛いです。作者さんも何度も書かれてますが飼うのは大変そうですね〜。 2015/02/05
ライクロフト
9
もちろん野鳥のカラスを飼うのは禁じられているが、傷病鳥の場合は治療が終わるまで保護できる。が、このカラスの子は病院で一生飛べないと宣告される。そこから始まるカラスとの生活。漫画で面白くその大変さを描いているけど、実際の大変さは飼い主しか分からないだろう。この本にも出てきたけど「普通の動物病院では鳥類は診れない場合が多い」ということを一般の人もぜひ知っておいてほしいと思う。2019/05/12