内容説明
富士樹海近くで合宿中の高校生文芸部員達が次々と殺されていく。いったい何故? 殺戮者の正体は? この理不尽かつ不条理な事態から、密かに思いを寄せる少女・美優を守る! 部員の八木剛は決意するも、純愛ゆえの思いも空しく……!? 圧倒的リーダビリティのもと、物語は後半、予測不能の展開を見せる。失踪の調査対象“八木剛”を追う保険調査員琴美がたどり着いた驚愕の事実とは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuna Ioki☆
45
1137-340-37 サウンドノベルを彷彿とさせる内容。ただし途中で選択肢があるわけでなく初期設定しか変更できない(¯―¯٥)眠くなる小説でした(¯―¯٥)2015/08/28
雪紫
41
まずはウラガシステム。そして、解体されるエヴァ。松浦純菜シリーズと裏話(?)がキーワード(2作目で脱落した自分が言える台詞じゃない)。なんというか、安藤直樹シリーズ初期的な雰囲気にメタを盛り込んだ浦賀さんらしい、SF。とにかく、ある意味ややこしく、凄いやつ。浦賀さんが亡くなったことで色々わかったことからみても語りにくい。感想書きにくいがわたしは、なんか好きだと思った。いじめ描写のひどさで松浦純菜シリーズ脱落した自分には良さを伝えられないがとにかく、読んでくうちにタイトルピッタリで納得。2020/12/31
Junichi Yamaguchi
34
『生け贄』… 頭が、こんがらがる。 この人が、こうしたくて、これが、こうしたくて、あの人も、こうしたい… ような… この作品は純愛小説ではないが、タイトル通りの作品だったとは思える。。2019/12/19
ジンベエ親分
30
まあ、そのタイトル通りの小説を浦賀和宏が書くわけがない(というよりおそらく書けない)とは思っていたが、確かに予測不能。むろん、準備稿、改訂稿、決定稿という章タイトルから、この小説はメタ小説になっている、ということは読む前から想像ができるのだけど、どこまでが小説内小説なのか、中盤過ぎまでなかなか判断ができない。何よりある程度ネタが割れた後でも読者の興味を引っ張る面白さは、今までの浦賀にはなかった上手さでは。とは言っても依然としてクセは強いので万人にお薦めはできないけど、浦賀作品の中ではまだ万人向きではww2017/01/22
あっちゃん
30
はい、読む順番間違えましたぁ(笑)これから読む予定のシリーズのオチ見ちゃったよ(  ̄▽ ̄)まぁ、だいぶ先の予定なので大丈夫!相変わらず浦賀さん、話が前後するし、ループ系だから、もう一生懸命読まなきゃついてけないから、こっちも必死!でも、私的には作中作のホラー全滅オチが一番面白いと思ったんだけどね!2016/08/13
-
- 電子書籍
- ジェネシスの音が響くまで【タテヨミ】第…
-
- 電子書籍
- デス・ウエディング ~花嫁は何度も殺さ…
-
- 電子書籍
- 中学時代にガンバれる40の言葉
-
- 電子書籍
- 仇討二十一話 文庫コレクション 大衆文…
-
- 和書
- 赤影 - 愛と復讐