お墓の未来 もう「墓守り」で困らない

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お墓の未来 もう「墓守り」で困らない

  • 著者名:島田裕巳
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • マイナビ出版(2015/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784839954963

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内容説明

都会に家を建てたので、実家の墓に困ってます!

今、「墓」は私たちにとってやっかいな問題になりつつあります。都会では墓のない家が増えていますし、墓はあっても、それは遠い故郷にあるかもしれません。墓はすでに買ってはあるものの、それを守り続けてくれる人、「墓守り」がいないということもあります。墓守りなしにどうやって墓を維持していったらいいのでしょうか。そんなお悩みに、宗教学者の島田先生がお答えします!

墓についてどういう問題が起こっているのか。そもそも墓とは何なのか。基本的な問題から始めて、現実的な対応の仕方まで、多くの人が知らなければならないことをまとめました。また、墓問題と連動して起こっている「ふるさと消滅」問題についても解説します。本書を参考に、墓の問題をどのように解決していくのか考えましょう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

こたちゅう

5
新書としては後進でマイナーな出版社の作品なので、週刊誌記事くらいの軽めの書き方になっているが、中々に有用な情報、作者なりの主張がされていて傾聴に値する。私自身、片方の親が他界し、長男、子供なしという状況で、田舎の中山間地にお墓を持ち、もう30年もすれば墓参りも難しくなることが容易に予想される中、本山での永代供養とか、0葬とか、示唆に富み、かつ他では得られない情報を手に入れることができた。著者はオウム事件の時には活躍されていたが、最近お見かけしない。こういうものを書ける人が出てこないというのは残念だ。2016/01/18

hirano atsushi

2
遺骨置き場としての墓。どうする? 残る側はどういう形で納得する?なかなか即決できない。 それにしても色々なことに金がかかり過ぎるんじゃないのかな?2015/09/06

Hisashi Tokunaga

1
現代日本社会が抱える墓の課題を簡潔にまとめ提言。家族葬、直葬の増加。参列者の減少。葬儀、法事の簡略化(=村落、地域共同体、親族離れ、企業離れ)。日本の火葬絶対主義。御先祖ー仏壇ー戒名ー位牌、家ー墓⇒「墓もり」。無縁化ーふるさと消滅⇒故郷の墓仕舞問題顕在化。先祖の祟り、檀家問題ー離檀料!どうやら、行政書士や司法書士のお世話になるとスムーズな解決がある?よって来るは遺骨の処置ー墓埋法、「自然葬」から著者島田氏推奨の「0(ゼロ)葬」(火葬した遺骨を引き取らない=墓を作らない究極のやり方)への展開の可能性を示唆。2019/08/26

ミニジロー

1
墓を既定のものと思っていたが、一般人にとって実はそれほど歴史の古いものでないし、当然世界共通のものでもないと再確認。墓と切り離して死者の弔いを考えてみる時代かもしれない。2016/09/06

伝書鳩

1
星1つ。最近、少し気になっていたテーマなので、手に取る。お墓の考え方について、0葬というものがあることを知る。人との別れの分岐についても、理解を深めた。またいつか、手に取ることもあるだろう本。2016/08/13

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