岩波ジュニア新書<br> 理系アナ桝太一の生物部な毎日

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岩波ジュニア新書
理系アナ桝太一の生物部な毎日

  • 著者名:桝太一
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 岩波書店(2015/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784005007806

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内容説明

人気No.1アナ桝太一.そのまじめで誠実な人柄に隠された素顔は,無類の生物オタクだった! 仲間たちとフィールドを飛び回ってチョウを追いかけた中高時代.潮にまみれ,船酔いに悩みながらアサリやアナゴと格闘した学生時代.生き物とともに遊び,学び,成長してきた理系アナが,その魅力を存分に語る「ムシ熱い」青春記.

目次

目  次
   プロローグ◎思い出の島へ

 Ⅰ 生き物との出会い
   ハンター魂の芽生え/生き物劇場に大興奮/本とムシ/文学少年な日々/体育会系生物部/夏合宿の衝撃① はじめての自炊生活/夏合宿の衝撃② 親にも恐れず物申す!
 Ⅱ チョウ男の日々
   西表ワンダーランド/チョウをつかまえるコツ① テクニック編/チョウをつかまえるコツ② メンタル編/新種「マスマダラ」発見!?/チョウ屋の標本づくり
 Ⅲ 有栖川班の挑戦、そして理系へ
   有栖川班、結成!/全木調査という試練/ジオラマ制作① マニアックな等高線/ジオラマ制作② 祭りとその終わり/文系か理系か、それが問題だ!/受験と数学と
   ~西表島 生き物観察日記~

 Ⅳ アナゴ大学生
   海との出会い/ダイビングと南の島々/ムシから魚へ/耳の中の小さな石/アナゴ三昧/樹脂職人ふたたび
 Ⅴ アサリ漬けの修士課程
   アナゴ男からアサリ男へ/研究、それは小さな発見の積み重ね/春夏秋冬・潮干狩り/砂粒の中の粒アサリ/貝殻が教えてくれたこと/研究か就職か
 Ⅵ 「理系アナ」の試行錯誤と現在地
   開いた扉/笑いのロジック/研究者魂、ここに発動!/うれしい仕事との出会い/あるがままを受け入れる生き物たち
   エピローグ◎ふたたび、西表島から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

103
枡アナウンサーを知ったのは、たまに見る「鉄腕ダッシュDASU海岸」。そこで海岸の生き物を熱く語ったり叫んだりしていた人が枡アナだったこと。少年時代は昆虫、大学に入るとアナゴの耳石、大学院ではアサリの研究をしていたこと、そして挫折の数々。結果的に理系アナとして成功していることは何事も熱心に素直に取り組んだからだと感じた、報道番組でも嫌味なところがない。私は高卒なので研究や卒論というものには縁がなかったがそのあたりは面白く読むことが出来た。図書館本2021/10/18

chimako

93
鉄腕DASH!のダッシュ海岸。桝くんの嬉々とした笑顔とトーンの上がった声。こんなにも生き物が好きだったんだと驚いた。どんなに興奮しても丁寧な日本語と敬語。端正な顔立ちとすらりとした容姿。好感が持てるアナウンサーであると同時に修士課程を終えた修士でもある。大学の卒論は〈アナゴ〉大学院時代の研究は〈アサリ〉統計のための個体採取、観察のための細かい作業の連続で地味で忍耐を要する。が、元来の生き物好き。好きなものがある人は強い。これは『ほぼ命がけサメ図鑑』を読んだときにも感じたこと。桝くんのますますの活躍を祈る。2020/08/26

ぐっち

52
ZIP!の「マスカレッジ」のコーナーで、あからさまにいきいきしている枡アナウンサーの、生物好きすぎる自伝。週3回、5km走り込みをする生物部から始まって、読みどころはやはり「女子からのデートのお誘いを断って、チョウを一人で採りに行く」でしょうか。国語と生物が得意なところは私も一緒で、数学の二次試験は6問中1問で突破・・・ってところまで(私の方は戦略的でなく結果的に)一緒と親近感を高めまくっていたら、うちのダンナに「カシコイ人と自分を一緒にするなよ~」と言われました。読みやすいし、うちの子も読まないかな~?2015/09/12

万葉語り

48
生物部の次男が欲しいといったので、購入しつい先に読んでしまった。桝さんは高校生クイズの司会の人くらいの認識しかなかったのだけれど、かなり面白く読了。置かれた場所で精いっぱい動いて楽しんでいける、前向きな人柄に好感を持った。2018-1382018/07/29

きみたけ

47
「ZIP!」でお馴染みの日テレアナウンサー桝太一の、中学生時代から新人アナ時代の回顧録。中学高校では生物部で蝶を追いかける「チョウ男」、大学では穴子の研究に没頭する「アナゴ男」、大学院ではアサリ漬けの修士課程を突き進む「アサリ男」、と8割強が生物に関わる記述。研究者としての限界を感じ、人に自然の良さを伝える番組を作ることができたらとの一心でテレビ局を志望し、ついでにアナウンサー枠も受けたら合格したという。正直この人よくアナウンサーになれたな~と思いました😅好きこそものの上手なれ、ですね。2021/01/17

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