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内容説明
上には上がいる――誰よりも才能があると思って入ったこの世界。長く続く二軍暮らし、思わぬ故障、そして戦力外通告。屈辱、自信喪失、開き直り。出口のない時間を経て、彼らは何を掴み、その後、どう生きようとしたのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
74
この本を読了後「面白かった」とは言えなかった。(いや、面白かったことは間違い無いのだが・・)球児が目指す『プロ野球』しかし、長く脚光を浴びる選手は各チームにほんの一握りの現実。実力次第の世界だ!が・・『大人の事情』も孕んでいるのも現実。初めて入来さんがベイスターズで用具係をやっているCMを観た時、感動でウルウルしてしまった。副題が痛い。それでも目指す『世界』なのだ。来世は男に生まれプロ野球選手を目指したい(その頃は女性もチームの一員だったりして・・)2015/08/20
ハッピー
8
巨人で現役時代を過ごし,スポットライトを浴びなかった選手を描いた1冊.入来や前田はまだしも福井や小野といった選手のその後を取材し,そして人生がリンクしていきます.長嶋の投手起用の無能っぷりは笑いましたw2015/11/08
mushoku2006
8
よくあるテーマのスポーツノンフィクションですけど、 なかなか面白かったです。 特に、ですけど、 入来祐作さんの不器用な生き方、 前田幸長さんのしたたかな生き方が印象的でした。 あと、イタリアプロ野球の世界や用具係の話も面白かった。 本筋からは外れていますが、 長嶋さんの監督しての無能ぶりには笑えました。2015/08/23
トランザム7000
5
人にはピークがある。限界がある。衰えがある。スポーツ選手はピークが、限界が、そして衰えがわかりやすい。ただ、我々サラリーマンにも当然『それら』はある。そして、歳をとるごとに悩み、足掻き、開き直る。そんな時、家族以外に支えになるものがあるのだろうか?本書に登場する選手には『野球』があった。我々サラリーマンもそんな宝物を持てるように日々を過ごしていければ。2016/03/16
SU
5
これは良かったです。2016/01/10