内容説明
もし、家の中や身の回りで、いろんなものが次から次へと消えはじめたら――? ある日、達夫の新品の腕時計がなくなった。次いで、朝まだ暗いうちに、妹の良子が悲鳴を上げて大騒ぎになった。何かグニャグニャした毛むくじゃらの手がふわっとさわったというのだ。その時、彼女の腕時計も消えていた。それからしばらくして、家でテレビが故障しはじめた。これは、何かとんでもないことの前触れなのか……? ひそかにしのびよる見えないものの影の正体とは? ジュニアSFの傑作! 貴重な手書きの生原稿画像と充実の解説を収録した決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タケミチ
1
主人公は高校生ですが、もうちょっと小さい子向けな気がします。別に大人が読んでもいいんですけどね。2017/10/06
Yuko Sato
0
中学生の時に読んでいたもので、懐かしいですね。会話が少々古さを感じさせるけれど、小松左京さん最高です。2017/12/02
火星人碧
0
片づけものをしていたときに出てきて、懐かしくなって読んだ。40年も前に買った本なのに、いまでも面白く読める。いまでは絶版になっているのはもちろん、たぶん古書店でも手に入らないのだろう。2016/08/12
ゆきしろ
0
展開が良くてスラスラと読めました。高校生の皆さんはぜひどうぞ。大人もOK。2015/06/11
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