玉の図鑑

著者名：森戸祐幸

学研（2015/05発売）

• ISBN：9784052040870

内容説明

宇宙の天体から、身の回りのボールペンなどの日用品、ダンゴムシなどの生き物まで、玉（球、円）の形に注目した図鑑。玉の形には、いろいろな意味や目的があることに気づく、新しいタイプのビジュアルワンテーマ図鑑。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[遠い日]

玉、平面の丸ではなくて球形の丸。９つの章にわけて、玉を紹介、列挙。宇宙の天体から始まり、ボールペンの玉まで、わたしたちの周りには、玉がいっぱい！雨粒の形を残す簡単な実験には、びっくり。そんなことができるのかと興味津々。玉は自然の「カタチ」だ！

2016/06/30

[まるりー]

読売KODOMO新聞 本屋さんｲﾁｵｼの100冊 ＃47 東京理科大名誉教授監修。タイトルどおり｢玉｣を集めた図鑑。９つのジャンルに分けて解説。宇宙に始まり、自然、生物、芸術…。中国の、約4000年前使われていた火時計(線香の火が糸を切り鉄球が入れ物に落ち時刻を知らせる)、138年頃の地動機(壺の側面8方向に玉を加えた龍が、地震がおきると震源地の方向の龍から玉が下のカエルの口に落ち知らせる)、球を使った装置ということだけど、昔の人の物作りに感心。

2015/09/26

[NakaTaka]

玉つながりで、世の中を観察。液体は玉になろうとする性質がある等、科学的なせつめいもあり、大人も楽しい！

2017/10/07

[Sayaka]

長女セレクト。これが意外に面白かった。惑星や身の回りの玉など、カテゴリ別に玉について載っている。子供向けの図鑑は大人にも勿論わかりやすいのがとてもいい♪(´ε｀ )全部読みたいのでもうしばらく延滞しよう。

2016/10/10

[ひつじ]

天体、動植物、建造物、微生物やウイルス、ボールやガラス、泥団子、花火、果ては元素までありとあらゆる球体のものを紹介した図鑑 球体に絞るという視点が斬新 玉が落ちるしくみの火時計や地動儀(地震が起きた方角がわかる装置)も載ってた すごい知恵だな 玉にまつわる「七曲がりの玉」という伝説も載ってておもしろかった

2022/09/23