―<br> 逆境を越えて 宅急便の父 小倉昌男伝

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逆境を越えて 宅急便の父 小倉昌男伝

  • 著者名:山岡淳一郎【著者】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • KADOKAWA(2015/05発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046005762

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内容説明

小倉昌男の生き様を「革新者」という視点から活写。内外に困難を抱えつつも宅急便という“インフラ事業”を築きあげていった男の真の姿を、時代の流れや対抗勢力も含めた関係者の取材も通して浮き彫りにする。
【目次】
第1章 官の岩盤を砕いて進め
第2章 ヤマトの遺伝子
第3章 青春爆走グラフィティ
第4章 イノベーションの風を起こせ!
第5章 天に宝を積む

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

26
事業は信念だね!事業を起こすということは周囲から見ると挫折してるように見えても当事者から見ると確信ができてるから挫折どころか神様からのプレゼントのように無我夢中で楽しくって仕方がないんだよな。事業をやってる人ならわかる楽しさとどんどん突き進む時の快感は素敵!毎日、成功してることしか考えなくていいから起業って本当は一番簡単な事なんだよね!周囲にどんな壁があっても乗り越えたあとのことを考えてるから壁を壁と見れなくなってチャンスのように捉えられるから周囲の人も大きく巻き込んで進んでいける2015/07/21

Humbaba

6
喧嘩をする際には、周囲を上手に巻き込むことが大切である。例え直接やりあった場合にはとてもかなわない相手でも、周囲の人間を上手に巻き込めば充分に戦いが可能になる。相手が強い力を持っているとしても、絶対的な存在ではないのだからどこかに緒は存在する。2015/07/15

ZEPPELIN

4
クロネコヤマトの宅急便の生みの親である小倉さんの伝記。大和運輸の創業者である父は戦前から戦中に国と戦い、息子は戦後に国と戦う。今からは考えられないほど規制だらけだったトラック業界を官の支配から脱却させるため、世論を味方につけて勝負を挑んだヤマトと、裏側から崩しにかかった佐川の対比も面白い。著者の書き方が良いのか、最大のライバルであった佐川創業者の佐川清にも興味が出てくる。もし今も小倉さんが存命であったら、メール便の廃止もなかったんじゃないか。そう思わせるくらいに熱い人物2015/07/03

きらり

3
大和運輸の創業者であるお父さんと、クロネコヤマトの宅急便へと変わってきた息子小倉さん。二人のの歩んできた仮定には、それぞれにいろんな苦難を乗り越えつつも信念を曲げず起業を常に楽しんできた事にあるのだなと思われる。小倉さんはヤマト運輸を退いてからは、障害者福祉の世界でも活躍され、その信念の中にはキリスト教の信仰が流れている。「今日1日悪いことをしませんように」と毎日祈るシンプルなお祈りは出来そうで出来ない事であるし、一人一人がこのように、願って生きていける世の中であればいいなと思う2015/08/07

Masanori Fujimoto

1
小倉さんと言えば役所とトコトンやり合ったというイメージだが、それ以外にも色々とあったと感じた書籍 また、私は佐川事件も知らないが、戦前から戦後そしてその後まで歴史的に書かれたのも興味深かった。 競争がない1社では失敗するという旨は印象的でした2018/10/29

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