角川ビーンズ文庫<br> 赤と黒の針騎士 茨に誓う彼の名は

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角川ビーンズ文庫
赤と黒の針騎士 茨に誓う彼の名は

  • ISBN:9784041029534

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内容説明

「恋した相手と結ばれない」という預言に縛られた王女ジゼラ。一騎当千の力を授かる“針騎士”を叙任できるのは彼女だけ。国中の男達から狙われる中、自分の命を救った武器商人オルスを“黒の針騎士”に選ぶが…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

合縁奇縁

28
「おこぼれ姫」と似ている設定もあるけれど、これはこれで面白い。「針騎士」の称号を貰えるのは「武将」の「赤の針騎士」と「知将」の「黒の針騎士」の二人だけ。手の甲から「針の剣」を喚び出すシーンを想像しただけでもかっこいい。最初から「黒の針騎士」を探すとこから始まるけど、欲を言えばジゼラと「武将」のソールの出会いから読んでみたかったな。どうか前作よりも長編になりますように。オルスとソールのジゼラへの溺愛っぷりは見てて面白い。オルスとソールが飴と鞭を上手に使い分けて君主のジゼラをどう躾けて行くのか楽しみ。2018/07/26

Piichan

27
戦記ものにしては描写が淡々としていて心動かされるものがありませんでした。預言に翻弄される人間の姿をもう少し描いてほしかったです。2015/05/05

莉芳

18
面白かったー!サクサク読めました。現針騎士たちのジゼラに対する対応がwwいいwww もっと弄くってー!と思ってました。ジゼラも締めるときはきっちり決める、格好いい子だと思う。オルスの正体は割と最初から気づいてしまった…。前騎士達のジゼラに対する感情は何なんだろうな?読みとりきれなかった…。できればソールの騎士になった経緯も知りたいです。2015/06/20

ぐっち

17
永瀬さらさんをさかのぼって読んでます。今回は針姫と針の騎士…主従×軍師でかっこいいです。設定が若干複雑だなあと思いますが、ソールもオルスもかなりツボです…好き。2021/03/13

ばなな豆乳

16
精霊歌士の作者様の新シリーズがついに開幕! 全方位への幸せを、幸せだったころの過去の状態を望むあまり、停滞してしまっていた主人公ジゼラが道を選び、自分が望む未来を手に入れるために決断して歩き出すまでのストーリー。預言のひっくり返し方は生誕の預言含め想像がつくのですが、それでも十分に楽しめるのはさすがこの作者様といったところ。これからの展開も楽しみにしています!2015/05/05

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