ムダなことなどひとつもない

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ムダなことなどひとつもない

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  • サイズ B40判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569801827
  • NDC分類 188.44
  • Cコード C0015

出版社内容情報

幸せかどうかは、あなたの心が決めるもの。どんなときにも、くじけることなく、イキイキと過ごすために知っておきたい大切なこと。

【著者紹介】
比叡山飯室谷不動堂長寿院住職

内容説明

今はダメだからといって諦めずに、ダメなりに生きていけばいいんだ。千日回峯行を二度満行した現代の「生き仏」が語る人生の知恵。

目次

プロローグ 一日を一生だと思って生きれば、何があっても心は崩れない
第1章 人生の「本線」があると、生きるのがラクになる
第2章 人も物事もつながっている
第3章 行動することで、新しい世界が拓ける
第4章 回峯行のルーツを歩いて気づかされたこと
第5章 ゆっくり歩けば、幸せになれる生き方が見つかる

著者等紹介

酒井雄哉[サカイユウサイ]
比叡山飯室谷不動堂長寿院住職。1926年、大阪府生まれ。太平洋戦争時、予科練へ志願し、特攻隊基地・鹿屋にて終戦。戦後、職を転々とするがうまくいかず、比叡山へ上がり、40歳で得度。約7年かけて4万キロを歩く荒行「千日回峯行」を80年、87年に2度満行。その後も国内外各地の巡礼を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瑪瑙(サードニックス)

51
千日回峯行を2回も成し遂げた大阿闍梨。いったいどんな方なのかなと思って読み始めたら、文体が口語体。語りかけるような感じで最初はちょっと戸惑いましたが、読み進むうちに慣れました。大阿闍梨なのに、気取った所がなくてとても面白い方でした。そして大切な事をそっと教えて頂きました。感謝。2017/11/28

よこたん

31
“ゆとりを持って歩くということは、ゆとりを持って生きることにつながると思うんだな。歩きながら人生の本線、目標を歩いていくんだからね。” 厳しい千日回峯行を二度も満行された、お坊さんの言葉は柔らかだ。随分前にドキュメンタリー番組で、行者装束でひたすら山を駆けるお姿を見たが、今でも心に残っている。歩き続けたからこそ、見えた気付けたことを、わかりやすい言葉で語りかけてくれる。日本、世界各地を、のこのこ歩き、とっとことっとこ歩く。過ぎたことをごちゃごちゃ考えずに、ただひたすら前に進んでいくお姿が目に浮かぶようだ。2016/10/24

28
千日回峰行を2回行った大阿闍梨。宗教の枠に囚われず、受け入れる姿は、さすが。世界中を歩き回り、修羅場を乗り越えてきたからこその優しさ。達観している。普段から腹を決めて、一生懸命に生きれば何があっても慌てずにと構えられる。人間は1人では生きていけない。みんなのお陰でここまで乗れたのだ。良いことがあれば悪いこともある。最後には帳尻が合うから大丈夫。慌てない、ドーンと構えて物事に対応できるよういま若い時の苦労が欠かせないのかなーとも感じた。2020/06/08

ともとも

21
酒井さんの人生、行、旅を振り返りながらも 自分や周りの人たち、風景、自然を見て、感謝を忘れずに自分らしくゆっくり前を向いては生きていく。 だからこそ、人生、無駄・失敗があっても次につながる糧だからこそ無駄でも失敗でもない。という 境地に辿りつけるのかもしれないと感じながらも、 やはり、それも自分の行動と考え方次第なのかもしれないとしみじみ思ってしまいました。 自分の心をクリアにして温かく明るくしてくれる。そして生きる希望と勇気を与えてくれる。 そんな1冊で本当に良かったです。2015/04/13

大門寺豪徳

20
近所のおじいさんから大切でためになる話しを聴いている様な感じの本だった。グイグイ読める本ではなかったがもう少し歳をとったらもっと近くに感じられる本かもしれないな。派手さは無いが、何十年も磨かれて角のなくなった丸い石の様な触り心地のよいメッセージが伝わる。歳をとっても自分の足で色んな所に行きたいな。2014/12/09

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