ヤングジャンプコミックスDIGITAL 二次元JUMPIN’ 2

著者名：高橋ツトム【著】

集英社（2015/05発売）

• ISBN：9784088901862

内容説明

大手出版社・明嶺社へ漫画の売り込みに現れた美少女・西郷日向子は映画やドラマ、CMなどで注目を集める新進気鋭の女性タレントだった！　芸能界での輝かしい未来を約束されたように見える彼女が発した言葉。「マンガ家になっておきたいの。どうしても」　そう語る彼女の決意、そして才能に惚れ込んだ新人漫画編集者・安倍はそのサポート役を買って出るが…その先には様々な難題が――!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[十六夜（いざよい）]

明嶺社へ漫画の売り込みに現れた美少女・日向子は映画やドラマ、CMなどで注目を集める新進気鋭の女性タレントだった! 芸能界での輝かしい未来を約束されたように見える彼女が発した言葉。「マンガ家になっておきたいの。」そう語る彼女の決意、そして才能に惚れ込んだ新人漫画編集者・安倍はそのサポート役を買って出るが…その先には様々な難題が─!?日向子の事があり編集部で孤立してしまった安倍は、自身の力で戦う決意をする。編集者同士による足の引っ張り合い…なんかもうドロドロだなぁ。金森は何が楽しくてこの仕事やってるんだろ。

2021/09/19

[ぐうぐう]

なるほど、漫画業界の内幕をデフォルメして描いていくのかと思いきや、どうやらそうではないらしい。これは個人と組織、若者と年輩者との対立を描いた作品のようだ。一枚も二枚も上手の上司達からの妨害に潰されそうになる主人公・安倍が、一発逆転の大胆な行動に出る。それはそれでおもしろいのだが、茶倉に日向子といった、得意なキャラクターを活かし、作中で傑作漫画が誕生する過程をもっと肉迫して描いて欲しい気もする。

2015/05/17

[ワダマコト]

マンガにフォーカスしている作品じゃなくて、組織と個人が主題だったのか、これ。

2015/04/23

[烏山ちとせ]

きわどさといい迫力といいキレッキレで。 重っ苦しい状況作ってじっとり展開していく。 ここまでの技術のある人は自分を生かすストーリーや構成やまでを全部自分で考えなきゃいけないからたいへんだろうな。作中の本棚にちらっと王★欣太の本が写っているのも頷ける。触発されてる場合じゃない。

2017/11/15

[shion]

二か月連続リリースということで、2巻は四月に出てたんで、買って置いたんですが、まさかの3か月連続リリースと知って、慌てて3巻買う前に読みました。この漫画は1巻の時は漫画家と編集者の話だったんですが、2巻では漫画家というより、出版社と編集者の話で、新人社員が会社という組織に立ち向かっていく話に変わってました。3巻はもう既に発売されてるらしいので急いで買いに行ってこようと思ってます笑

2015/05/24