― 産褥記 産んだらなんとかなりませんから！

著者名：吉田紫磨子【著者】/吉岡マコ【監修】

ブックウォーカー（2015/05発売）

• ISBN：9784048120005

内容説明

産褥期とは分娩後、母体が妊娠前の状態に回復するまでの期間のこと。産んだらなんとか……なりません!

出産オタク、産後うつを経て、産後ケアインストラクターになった著者。第2子を産んですぐから約1か月間の産褥期をリアルに綴ります。頑固な肩こり、腰痛、不眠など産後のトラブルによく効くエクササイズ、マドレボニータ代表吉岡マコによるコラムも掲載。カドカワ・ミニッツブックには載せられなかった「産褥期の養生のためのチェックシート」、書き下ろしの長編コラムやイラストも多数収録しています。育児書には載らない産後女性の体と心変化をまとめた唯一の本！

もくじ
【１出産、そして退屈な日々】産みまし。/New産褥体操/体重計より全身鏡/自分でやってしまえばタダではないのだ！/Macos Column 1 自分のからだの捉え方
【２くたばれホルモン！】「もったいない」がもったいない/産褥助っ人/くたばれホルモン/産後うつ・キヨコ/そのとき夫は/Macos Column 2 からだを動かすって？
【３　頼んでみよう。委ねてみよう】子どもの自然な姿/思い込み/自宅出産の弊害。/「自分でやった方が早い！」/リハビリ開始時期を考える/Macos Column 3 友達の家で家事をすることについて
【４　やっぱり、産後】:授乳中の食欲/出産も遺伝か？/想像するのはむずかしい。だけど、忘れるのは早い。
【Shimakos EYE　2015】出産後の体/産後の心/お姉ちゃん・お兄ちゃんになる子どもたち/「産後の養生チェックシート」

本書は2014年8月に電子書籍として配信された『産褥記　産んだらなんとかなりませんから！（カドカワ・ミニッツブック版）』に加筆修正をしたものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ツキノ]

#産褥記　ブログから自費出版で版を重ね、電子書籍化されたと思ったらすぐに書籍化！感慨深い。「産後ケア」「産後クライシス」とここ最近「産後」がクローズアップされてきたけれど、出産後の産褥期には養生が当たり前だったかつての時代からその大切さが伝承されなかったその狭間の時代に書かれている、といっていい。出産直後の産婦自身の心身について観察し、掘り下げた日記。「産んだら何とかなる」って常套句だけれど、ウソウソ！なんとかするためには知恵と話し合い、事前の準備が必要なのです。それがよくわかる本。

2015/06/26

[charmy hitomi]

妊娠9ヶ月の私(＆夫)にとっては、まさに今読むべき内容でした！確かに、出産の武勇伝と、産後大変ってセリフはどこでも聞くけれど、具体的に産後の何が大変なのか、必要なのは何なのかまでは聞くことあまりなかったかも。産後、腹をくくること、アウトソーシングでも人に頼ること、ゆっくり養生することなどなど、大切なことや知らなかったことをたくさん知ることができました！出産まで週1で読み返したいほどです！

2015/05/29

[らんらんりんりんるんるん♪]

日記形式で、産褥期の当時の気持ちが書かれています。産後そんなに大変なんですね。自宅出産して、旦那さんが協力的なのが素敵でした。

2016/03/13

[yumiii]

今のうち（妊娠中）に読んだ方がよいとすすめられて読了。知らないことばかり…ほかの本には書いていないことばかり…で目からウロコだった。産後、なんとかなるよね！って思いこんでいたけどこれから初めての感情といっぱい出会うことになるんだろうし、心構えとして知っておくと「あ、今まさにあの状態？」って思えそうな気がする。バランスボールのストレッチとかうつぶせでの体操とかも役にたちそう！臨月に入ったら再読しよう

2015/05/19

[ゆー]

とにかく産後(産褥期)は休め、休め、休め…って感じの本なんだけど、そんなに休めないよね～。子どもが気になっちゃって。産後は確かに大変だけど、子どもの世話が(精神的に？)大変だったわけで、子どもが蚊帳の外に置かれているな～っていう感じがしたけど、２人目だとそうなるのかな？確かに、こうやって休めたら理想的ではあるけれど。うちは上の子が保育園に行く予定はないし…そこが一番のネックでもある。うつぶせとＮｅｗ産褥体操は参考になりました。

2015/05/30