イメージをさぐる からだ・ことば・イメージの授業

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イメージをさぐる からだ・ことば・イメージの授業

  • ISBN:9784811800523

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内容説明

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さまざまな問題を抱え、現代を生きる子どもたち。教室を、その子たちがほんとうの自分を生きる空間にしようとしたとき、この実践は始まった。やがて子どもたちのからだが語りはじめ、イメージがはばたきだした。教室は、子どもが安心できる空間に変わった。

目次

I からだ・ことば・イメージ◎授業1--「スイミー」を読む 一つ一つのことばをイメージして朗読して 意味を考えながら朗読する 意味のちがいをとらえながら その場面、その場所を生きて朗読する 親たちが参観するなかで◎授業2--音・イメージ・踊る シンセサイザーの曲で「スイミー」を踊るII イメージを追求する◎授業1--「スーホーの白い馬」を読む スーホーの住んでいたモンゴルとは 子どもたちがつまずいた文章 登場人物になりきって 二年三組学習発表会III 無意識の奥底へ◎授業1--カマキリになってみる◎授業2--土になる、地球になる◎授業3--ヒマワリの一生[解説]イメージとからだをつなげる仕事--竹内敏晴    「イメージをさぐる」授業のもっている意味[あとがきにかえて]子どもが生きられる教室をつくる           教えることから聞くことへ[写真ページ]大木茂--カマキリになってみる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mope

2
鳥山先生の授業記録のような本。とてもスリリングでした。小学校2年生のスイミーの授業がとても面白かった。朗読でイメージと繋がる身体を作り、そこからダンスを作っていっていました。音楽に合わせて子供達が即興で踊ってみたスイミーの踊りが素晴らしかったので、それを運動会で発表するダンスにして行く事にするのですが、自由な身体の「表出」を他者に見せるための「表現」にして行く事に迷う鳥山先生の想いにとても興味を持ちました。何度も読み直すと思います。2014/05/30

Yuko

1
日本人として日本語を学ぶとはこういうことだ。 他者になりきる、共感するとはこういうことだ。 レオレオニ作・谷川俊太郎訳「スイミー」を子どもたちと一語一語味わいつくす。広いってどれくらい広いの?弾丸のように泳ぐって?大きな魚になって持ち場を守るってどういうこと?言葉をからだごと感じ、そのものになりきる。 かまきりの一生をたどる。脱皮する。たまごを産む。土になる。地球になる。 こんな授業を受けることのできた子どもたちは幸運。小学校の先生や、子どもと関わるすべての人に読んでもらいたい一冊。 2017/09/06

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