日本の特別地域<br> 日本の特別地域 特別編集67 これでいいのか 岐阜県

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日本の特別地域
日本の特別地域 特別編集67 これでいいのか 岐阜県

  • ISBN:9784896375053

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内容説明

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知名度もビミョーで中途半端な印象の岐阜県。しかし、日本のへそ、日本の重心、美濃を制する者は天下を制す、ともいわれる日本のセンターにして交通の要衝。名古屋にもシッカリと依存し、中京(名古屋)圏の一角として産業集積も進み、発展も著しい。さらには現代産業ばかりでなく、刃物、焼物、そして2014年末に世界遺産に登録された美濃和紙など伝統工芸も盛ん。だが、発展しているのは名古屋に近く、交通の要衝に位置する美濃地方ばかり。
そうした影響もあり南北で明らかにコントラストが違う岐阜だが、それも仕方がない。間が山で遮られていることもあるが、美濃と飛騨はもともと同じ国ではないからだ。文化・風習・言葉・気質が違う。さらに歴史的にずっと疎遠な関係だったのに、強引にひとつの県にされてしまった因縁もあって、今でも両者には目に見えない確執やライバル心、はたまた羨望めいたものも存在する。
 本書では、美濃・飛騨双方の地域性や確執、問題点、名古屋依存体質などを取り上げ、岐阜の素性を暴いていく。さらに県内各地の揉め事がいつまで続くのか? 南北融合は夢のまた夢なのか、その未来を追求していくことにしよう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akihiro Nishio

5
特別、岐阜県に愛情を感じているわけではないが、ご当地本を読むのが好きなので読んでみた。下世話なタイトルだが、類書に比べてボリュームがあり、明治以降から現代までに比重が置かれていて初めて聞いた話が多く面白かった。近県版もあるようなので、買って移動中などに読んでみよう。2015/06/23

晩鳥

1
よくありがちな各県を面白おかしく紹介した本かと思ったが、意外と岐阜県民でもよく知らないことが書いてあったりして面白かった。僕は飛騨出身なのだが、表紙には「美濃と飛騨の確執は根深い」とあるけれど、美濃と飛騨は仲が悪いというより「美濃は美濃、飛騨は飛騨」と他人事のような感じがする。(同じ県という意識が低い?)2015/07/07

Minoru Mano

0
タイトル、キャッチコピー、表紙を見て、タブロイドもどきのキワモノだと思ったけど、意外にデータの分析や歴史解説はしっかりしている。 大野町に、全国のヤンキー御用達のアパレルメーカーがあることを初めて知った。 飛騨の人はあまりモーニングに行かないとか、言われてみれば、そうだなと思うことも… ま、岐阜県人が読んで面白がるにはいいっか。2015/07/13

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