内容説明
アルコール依存の父から「失敗作」と怒鳴られ続け、私は「世界一いらない人間」だと思っていた――。 高校時代に家出、年を偽り風俗、自殺衝動、ついにはメンタルクリニック難民に。 生きる意味を見出せない真っ暗闇からの「生還」を綴った、感動の告白エッセイ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうじ
105
⭐️⭐️⭐️3/5 鬱の自分にとって勉強になりました。最近は自分なんていらない嫌いだと思うことなく過ごしているけど、仕事小さい事でも何か言われると急激に落ち込んじゃうだよね。まだまだ心のコントロールと身体的な部分が未熟だけど、少しずつ治していきたいよ。^_^2015/09/22
ぱんにゃー
99
【『ネガティブなのがセリさんなら、それでいいじゃないですか』】 『「えらかったね、私!」と、大げさくらい認めてあげるのです。』 いろいろな本に載ってますよね 『ただ、これだと問題もついてきました。頑張れなかった時に、自分を責めてしまったのです』 (/インパクトのある本が2冊続きました。ぱんにゃー堂OPEN時には、並べて平積みしよう(^ω^))2015/08/21
みーなんきー
31
暴言を吐く父から自分をかばってくれない母親。いつも自分を否定し、世の中の邪魔者だと思いながら生きてきた。精神は不安定で、誰とも上手くいかなかった。そんなセリさんが、NHKに呼ばれ、その発言が大反響を呼び、本を出版するまでになった。この世には生きにくい人があふれている、だから、そんな人たちの役に立ちたい。そんな風に考えるようになったセリさんは、自殺願望のある人達を救う力を持っている。2015/10/03
Kurara
26
★★★☆☆ 図書館の新刊コーナーにあり手に取りました。 こころの病はどんなことがきっかけで起こってしまうのか判らないものですね。どんな人も背中合わせなのではないかなと感じました。2015/06/13
左端の美人
19
「死にたいほどの苦しみは幸せになりたいというポジティブな願いの裏返し」0でも100でもない現実を受け入れよう。2016/01/24