内容説明
製薬会社の研究室で致死率百%のレフトハンド・ウィルスが漏洩。だが、主任の影山は研究の続行を要請する。受け入れられなければウィルスを垂れ流すと脅しながら。第4回日本ホラー小説大賞長編賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミュポトワ@猫mode
44
初読みの作家さん。10年近く積んであった本。内容はバイオハザードもの。なんだけど…好きな人にはすいません、俺にはあまりあわなかったです。あまり面白くなかった。解説にはギャグホラーな感じで読めばいいみたいなことが書いてあるんだけど、どこをどう取れば笑えるのかわからなかった。なんかただ長いだけ、って感じてしまった。長編ホラー賞みたいなのの受賞作品なので、重ね重ね申し訳ないけど、かなりいまいちな作品だと思ってしまった。気分的にマッチしなかったんかな…2020/07/14
四弦桜
15
もうなんか初めてパターンのホラー小説。 致死率100%のウイルスに感染すると左腕が抜け落ちてその左腕が人間を襲うと言うとんでも設定! 多少の中だるみはあったもののラストはなんだかいい作品だったなと思わせるところもまた凄かった😆 結局 海なのか2025/07/21
山下哲実
14
これも長い間、積読本だったもので やっと読み終わった。 まあまあ面白かったです(^^)2022/11/25
mejiro
11
バイオハザードもの。奇想に圧倒される。冒頭から引き込まれた。臨場感と迫力ある文章は映像では表現できないほどのインパクトがある。グロとホラー、狂気と人情とコメディのバランスがよく、最後はせつなささえ残る。カンブリア…自説に取り憑かれた人物が狂ってる…汚染された閉鎖棟を平然と出入りする時点で只者ではないが。さらに「大人の事情」が物語の厚みを増してる。異界すぎて、読書を中断するたび現実に戻るのに時間がかかった。ホラー小説に収まらない傑作、または怪作。すごく薦めたいけど、人を選ぶ作品なので難しい…。2019/07/25
けいちゃっぷ
10
ある製薬会社の研究所で致死率100%のウィルスが漏洩。 汚染された研究棟から絶対にウィルスを流出させてはいけない。 しっかり書き込まれているし関係者のてんやわんやぶりが面白かったが、ラストはちょっと感傷的すぎるような。 それと、ウィルスに罹患すると左腕が心臓を引き連れて「独立」して歩き回るというのがなんとも。 ミニゾンビみたいなものだが。 486ページ 2015/07/17
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