内容説明
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加熱・冷却などを通じて金属のすぐれた性質を引き出す加工技術「熱処理技術」の全体像をわかりやすく図解した入門書の改訂第2版です。日本は、自動車、船舶、家電製品、日用品やこれらを作り出す素形材に至るまで、高品質の製品を作り出してきました。本書では、これらものづくりを支える技術のうち熱処理技術にスポットを当て、そもそも熱処理とは何か、熱処理する鉄や鉄鋼材料、熱処理の手法と仕組み、表面硬化処理、表面改質法、鉄/鋼/非鉄金属など材料に応じた熱処理、品質試験、トラブルと対策、環境問題への配慮などの熱処理技術の課題と技術開発の方向性などを豊富な図解でやさしく解説しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
60
たたら(蹈鞴)製鐵の話あり。炭素の含有量で名前が違う。鉄:0.02%以下。鋼:0.02-2.1%。鋳鉄:2.1%以上。引っ張り強さと粘り強さ。等温変態曲線。連続冷却曲線。焼き鈍し、焼きならし、焼き入れ、焼き戻し。試験:引っ張り、堅さ、衝撃、疲れ、顕微鏡組織試験。不具合:粒界酸化、脱炭、焼き割れ、焼き入れ変形、研削割れ、2013/06/20
ひろし
0
またマルテンサイトという単語と関わる日がくるとは思わなんだ…超懐かしいけどもう覚えてないよ。また金属組織学を勉強しなきゃ…2016/11/16