内容説明
先祖代々のお墓の維持に悩み、墓を撤去して遺骨を移す「墓じまい」を考える人が増えている。ところが墓じまいに関しては、お寺との関係、墓所選び、霊園開発業者・石材店の見極め方など、ゼロから学ぶべきことがたくさんある。本書は、実際の「墓じまい」のやり方をケース別のストーリーとともに紹介。多くの事例を知る「墓じまいのプロ」だから書ける「墓じまい」の現実とトラブル対策情報がいっぱい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TakaUP48
40
読メからこんな本があるんだ!と知り、図書館本で読んだ。そろそろ我が家も”じまい”ではなく”改葬”を考える時期。墓所を更地する費用が予想以上に高くてビックリ!下限金額でも百万になる!田舎はもう少し安くなるかな?霊園と石材店との関係、離檀料に注意。全天候型納骨堂なら管理費が結構かかる。現在の墓地は、年間使用料だけだから格安。近頃あちらこちらで、遺品整理作業を見るが、値段もさることながら、一般廃棄物の資格業者がお薦めとのこと。墓地・霊園見学チェックシートや、墓じまいの手順がついていて流れを知るには便利。2021/04/05
Shimaneko
14
期待以上に具体的かつ実践的な情報が満載で、読み終わる頃にはポストイットだらけに。ご先祖様へのリスペクトについても、いろいろ考えさせられた。ただ、自分自身は死後の骨なんてカルシウムに過ぎないんだから、散骨でも合祀でもなんでもいいと思ってるだけに、「お墓」に拘る世代とは根本的に相容れないんだよな。。。2015/02/03
あづさ/kyoka
7
墓じまいをする時にはら次の埋葬先が決まっていないと大変。お骨を自宅に保管するのは厳密にはNGと知った。「実家の墓をどうするか」私にとってはわりと差し迫った問題なので、関係者にも共有し、問題提起したいと思う。2024/08/05
二分五厘
7
最近よく聞く『墓じまい』という言葉。管理できない墓を整理して、新たな墓に遺骨を引っ越しさせること。それを例を踏まえて解説。自分は特別宗教を意識することもないし、死んだ後に遺骨がどうなろうが知ったこっちゃない。後を継ぐ家族もいないし。だから実家の墓じまいも実際考えておかなきゃいけない。永代供養墓や宗旨宗派の合祀あたりが手頃でしょうね。それなりに供養してもらえそうだし。跡継ぎいる家庭はやはりお墓が必要か。残された家族が故人を偲ぶ拠り所は、形があった方がいい。生きてる人の都合に合わせた墓じまいを。2015/05/23
5〇5
5
♪ 店じまいのようで店じまいでない(ベンベン) 墓参りのようで墓参りでない(ベンベン) それは何かと尋ねたら ♪ 墓じまい、墓じまい2019/03/13