- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
心地よい風を送り出す扇風機を発明し、いまや高級家電市場をリードする存在にまでなったバルミューダ。本書は、バルミューダを設立する前はロックミュージシャンとして活動していたという、同社の寺尾玄社長の異色の経営手法にスポットを当てた書籍です。ミュージシャンならではの独特の感性でモノ作りを実践し、会社を率いてきた姿はアップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏のよう。アップルと同じくデザインを軸にした同社の革新的なモノづくりを進めてきた同社のデザイン経営を詳細に分析しました。「ひとりメーカー」の台頭など、モノづくりの環境はいま急激な変化を迎えています。その先駆者とも言えるバルミューダの足取りから、ブランド作りのヒントを読み取ってください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
19
常識を疑うことから、新しいことは始まる。2016/04/24
マエダ
5
扇風機なんてどれでもいいと思っていたがデザインで選ぶのも最近ではありなのかと思う。日本で家電は大量生産 価格競争のイメージが強く最近では家電業界の経営面での良い話をあまり聞かない。バルミューダの新しい理念が今後何処まで通用するのか興味深い。2015/09/30
きよ
3
「加湿器Rainのデザインの根底には、加湿器に対して水をかけるというシーンに『おばあちゃんの面影を感じさせたい』という思いがあります。私たちの記憶の中には、ああいった形状のものに水を注ぐ祖母の姿が確かにある」製品デザインや写真、ウェブサイトなどの内製化に拘る一方で、和田智さんのような人の力を借りてデザインチームを育てるバルミューダ。人工的な樹脂も3.5ミリもの厚みをとることで魅力を引き出そうとするなど、思想だけでなく、美しさへの試行錯誤にうならされます。イノベーションの管理って言葉も素敵。2017/09/26
クレソン
2
バルミューダってトースターと炊飯器って認識だったのだけど、扇風機が始まりなんですね。ユーザーの視点に立つためにはこだわりも捨てるってすごい。というか創始者の生き方すごい。2017/06/15
印刷屋鉄吉
2
扇風機が壊れお薦めを検索。「デザイン家電」という言葉を知りグリーンファンを購入。後日蔦屋家電でトースターに出会い激しく片想い中。気になりだすと知りたくなるのが世の常。検索しこの本を入手。ダイソン似のあの子は絶対外国人と思っていたら純血の日本人でした。そしてもの凄い努力家。全て自分でやらないと気がすまない気性も少し大人になって人を信じ任せることを身につけた。だけど常に「自然体」の視点でモノを見ることができる人。トースターを見るたびにため息の毎日。本当できる美人にめっぽう弱い…2015/08/16
-
- 洋書
- IMPERATRICE