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内容説明
宇宙を航行する巨大船、人々はとある惑星を目指し、何世代にも渡って、その船の中で暮らしていた。しかし、ある日、隕石が衝突し、重要な資源が流出、多くの人間が目的地到着まで凍結させられてしまうことに…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いっちゃんず
19
目的地に向けて、世代を重ねる人々を運ぶ宇宙船アンダマン号を舞台とする本格SF。玄鉄絢さんこんな話描くんだ…少々意外。物語の独特な進め方や、まだ伏線段階と思われる設定とかで、読みやすいとは言えないけれど、奥深さを予感させるストーリーと安定した画力で読ませてしまうのはさすが。この後の展開がとても楽しみ。あと、AI搭載でしゃべり病(©吉田戦車先生)みたいな動物達が表情豊かでかわいい。2015/04/23
zerotwist(comic)
4
セクトでも星川でもないんだけど、ドライ感のある王道SF2015/05/18
alleine05
4
なんとも不思議な雰囲気の作品だった。SF的で、テロリストとそれを追う者の物語があって、でも今までのこの作者の作品のように少女たちの日常もの的な雰囲気もあるという。しかし百合要素は薄いな現時点では。女の子同士の組み合わせが何組かあるので将来的にはどうなるかわからんが。あとAIたちとのやりとりがなんだか好ましくて良かった。2015/04/12
SARU
3
連載開始から読み続け、単行本も即買。SF考証がしっかり出来てるような印象をセリフの端々に見られ作品の世界観を感じられる。マイと牡丹のそれぞれのサイドに色々な人やA・Iが絡んで物語の外堀を埋めてゆく、この二人が交錯する瞬間が待ち遠しくなる。2015/04/18
ハンギ
3
kindle版で読書。途中から理解が及ばなかったりしたものの、面白そうなSFの話でした。入植船が100光年以上の長旅を経て、目的地に着く間際に、隕石とぶつかってしまい、大量の資源を失ってしまう。その中で暮らしている人間(地方都市位の人口)は冷凍冬眠を余儀なくされてしまい、4分の1が冷凍冬眠になる。大切な人間を冷凍冬眠で失った二人の少女が、一方はダークサイドに落ち犯人役となり、もう一方は朗らかに生き、探偵役になるストーリーでしょうか。どちらの少女の側にも人工知能がいて、助言役になっている設定も良いですね。2015/06/26