稲荷山誠造 明日は晴れか (本のサナギ賞受賞作)

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稲荷山誠造 明日は晴れか (本のサナギ賞受賞作)

  • 著者名:香住泰【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン(2015/04発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784799316658

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内容説明

関西の金融会社会長、稲荷山誠造(いなりやませいぞう)のもとに、既に縁を切った娘、桃代(ももよ)の息子――すなわち孫の翔(しょう)が訪れ、「お袋がいなくなった」と告げる。金のことしか頭にない頑固物だが、パワフルな行動力と肝っ玉をもつ誠造(70歳)と、大食いなだけで頼りない翔(19歳)。
かみ合わない爺孫(じじまご)コンビは、桃代を見つけ出すことができるのか!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

77
「本のサナギ章」受賞作というのにひかれて手に取った。ちょっと無茶し過ぎだけど、おじいさんと孫がぎこちない関係のまま奮闘していくうちに関係が変わっていくさまがよかったな。この中の登場人物の1人が 私と同じ名前で、それが気になり……とは余談。2024/12/05

はにこ

66
ザ昭和の頑固親父な金融業の誠造と孫がそれぞれの娘であり母親を探す。何とも厄介な事件に巻き込まれているし、爺さんと孫は色々違いすぎるけどいつしか息がピッタリあっていくのが心地よい。海外に売り飛ばされそうになったりのドタバタコメディみたいで面白かった。2024/01/03

59
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/07/post-9b8789.html 思った以上に面白くて、一気読みでした。2023/07/19

すしな

51
118-23.割と高齢の作家さんなのですが、本のサナギ賞という、本屋の店員さんの投票で埋もれた才能を世に出す賞の第一回優秀賞作ということで、年を重ねて花が咲くパターンもあるのだなと勇気をもらえる作品でもあります。 内容は、一線を退いた関西の街金の会長とその孫の謎解きミステリーなのですけど。ホームコメディだと思って読み始めたのですが、意外にも話のスケールは大きくて、いろんな危機を機転を効かせて切り抜けるので、読み応えがありました。謎の助っ人探偵なんかも魅力的なキャラで関連作品とかあったら読んでみたいです。2023/11/22

kei302

44
すかっとして面白かった。関西系のノリでぐいぐい自分のペースで何でも進めてしまうパワフルな誠造さんと自称ヘナチョコ孫の翔の大冒険。選挙絡みで10億の融資。誠造「そんなこと、どうでもええこっちゃ。・・中略・・誰もがみな自分らと同じ価値観とは限らんのや。陽覚えとけ!」政治の世界は魑魅魍魎。2020/05/26

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