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内容説明
統兵衛は生前犯した罪により地獄へと送られた極悪人。そんな統兵衛は地獄の首魁エマに罪を狩ることのできる木刀・咎狩を渡される。現世での108日で108の罪を狩れば自由が与えられるというのだ。現世へ来た統兵衛は、最初に出会った少女いつきの祖父の元で暮らすこととなる。ある日いつきと共に銀行強盗に遭遇。いつきが人質にとられるが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
13
人間らしさを取り戻していく展開の中、いきなり現れるラスボスに、神たちの思惑。と、壮大な話もでて、やや、ややっこしなる展開に。しかし、真人間になるとトガリの力が使えなくなるとは中々難儀な武器ですね。2022/10/05
JACK
2
◎ 地獄から解放されるため、現世で「罪」を集める事を選んだ統兵衛。108日間で108つの罪を集める、他人を傷つければ自分に跳ね返る、他人に殺意を抱けば首が落ちて死ぬ・・・そんな数々の制限の中、人間の闇が実体化した怪物「咎」を倒し、人間の「罪」を集めていく統兵衛。心の中に闇しか無く、欲しい物は奪え、という考えだった彼も、地上で人の温かさを知り、少しずつ変わっていくのだった。時を同じくして敵である「咎」も強力なものになってきた。そしてそこには陰で糸を引く何者かの姿が・・・。面白くなってきました。2010/11/25
とんび
1
これ面白いけど人気出ないだろうなぁ、と思って連載中読んでましたけど。やっぱり人気出てなかったのね。2011/03/10
ぎお
0
現世で人と触れ合う内に統兵衛は少しずつ角が取れていく。だがそうなると咎狩の力が発揮できない、ってのが難しいところ。話の着陸点が気になる。名前すら他人から奪ったものだった統兵衛が逆に子供から名を与えられる場面で地味に感動した。奪うばかりだった統兵衛は何を思うのか。今回気に入ったセリフは「死ねば終わりだと思ってんのか？ 苦しいのは死んでからだぜ」と「今ここにいるのが何よりの証拠じゃない。人はみんなここから始まるのよ」の対照的な二つ。あと妊婦の「私だって弱い。でももっと弱いものを守らなきゃいけない」も良かった。2015/08/20
緑虫＠漫画
0
絵は硬いけど、紙面から作者の葛藤が伝わってくるからなんだか好感触2011/01/10
