内容説明
抱腹絶倒摩訶不思議
タキモト夢の世界!!
――末井昭(編集者・エッセイスト)
1992年に発行され、話題となった『タキモトの世界』の滝本・久住コンビが帰ってきた!!
タキモトが見た摩訶不思議な夢の絵日記104本を収録。
すべての夢に、タキモト×久住のぼんやりトークがついています。
巻末には夢をテーマにした対談も収録。
おまけとして、生活の中の「あるある」を絵日記風にした「こうなってしまう」も入っています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
xtc1961ymo
7
出ましたね、独特すぎる価値観に生きる(人はそれをタキモトの世界と呼ぶ)カメラマン滝本淳助さんの久々の新刊はその夢見る才能を活かした摩訶不思議な絵日記!ツイッターでもフォローしてまして、昔のお写真などもUPしてます。ねぎ間が刺さる夢なんて、どうしたら見れるんだろ?今作でも久住さんとの対談が副音声としてあり楽しめました。ツェッペリンが本当は5人組とは、知りませんでした。おもろ過ぎ!2015/03/11
フロム
3
ライターか構成作家が適当にでっち上げたんだろうとおもいきや、読み進めているうちに、こりゃあ普通の想像力じゃ描けないわと再確認。90年代の刊行されたVOWに近い手触り。2015/04/30
紅独歩
2
本書と「タキモトの世界」と「夢蔵」をもって、『タキモト三部作』と呼びたい。「夢蔵」との一番の違いは、挿絵が夢を見た本人によるものだという事。本人なのだからリアルかというとそうでもなく、ヘタウマの面白さに夢の面白さがスポイルされているケースがままある。さらに久住氏との対談形式解説が、「なぜこんな夢を見たのか」というネタバレになっているように感じるのだ。三部作だけど、「夢蔵」とは別モノとして読んだ方がいいかもしれない。夢そのものがバツグンに面白いことは間違いないけれども。2015/04/02
雨
1
夢は短く書けば書くほど面白いと思う。この本の夢は短いし、美しいものもあってすごく面白かった。好きなのは、靴のかかとに金魚が泳いでいるのと、キャベツ先生。2015/05/10