内容説明
佐賀市内のホテルで全国学生テニス選手権優勝者・小田垣悦也の撲殺死体が発見された。死体発見の数時間前、慌ただしく同ホテルをチェックアウトした父・光秀に疑惑が集まる。“取調べの神様”の異名を誇る水木警部補が登場! ところが、悦也の死亡時刻に光秀が北海道にいたという鉄壁のアリバイ! 敏腕取調官と冷徹な被疑者との息をのむ攻防。会心の推理傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
涼
10
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2018/12/post-e198-1.html2018/12/09
青沼ガラシャ
2
良かった!取調べでひたすら容疑者のアリバイを崩そうと奮闘する一球入魂型本格ミステリ。地味だけど余計なものが全く無いので一気読み。細部に至る事件の全貌は最後までわからなかったので、全てがクリアになった時はトンネルを抜けたような爽快感を覚えた。2021/04/28
245
1
佐賀が舞台なんだけど、全く佐賀じゃなくても良いよね感が半端ない。2018/02/11
kanata
0
昔やってた、いかりや長介のドラマの原作。 犯人は初めからわかっていて、落としの達人がどう攻略するのか、という展開なんだけど。 先の展開の予測が簡単につきすぎてしまい、あまり緊迫感もなかった。32022/12/05