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内容説明
女子大生・向阪晴（さきさか・はる）の電子工作日記、ついに完結。ついに起業した晴の前には製品開発にまつわる難問山積。でも「好きなことを仕事にする」ってやりがいだらけで、とっても楽しい。その生き方は共感を呼ぶこと必至です！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SEGA
15
電子工作少女と愉快な仲間のおかしな日常を描いた作品と思っていたら、いつの間にか成長と感動の物語に！社会学的な視点を取り入れたのもいいですね。これぞ現代のビルドゥングスロマンでしょう。綺麗な完結をお祝いしたいけれど、これで終わりなのは寂しいです。2015/05/13
けいこん
11
ウチの風呂も壁に磁石がくっついた。知らなかった。タイルの風呂育ちだから。晴ちゃん行動力と決断力というか、気力がありすぎ。普通の人から遠くなって来て、共感が薄くなってきたところで終了したのは、ちょうど良かったように思う。六くんの成長が微笑ましい。うに先輩相変わらず神。2015/05/23
JACK
11
◎ 飼い主が出掛けている間に自宅の猫が何をしているかツイートする電子工作「猫ツイッター」を販売して得た収益で、晴は起業する事に決めた。彼女が電子工作仲間たちと一緒に立ち上げた株式会社「SUMi(サムアイ)」の製品第一号は何か？事務所はレンタルオフィス、試作は最新の機材を借りられるDMM.make AKIBAを借りる。資金はクラウドファンディングで確保する。技術の進歩で、夢を実現するハードルは低くなっている。もっと続きが読みたいと思わせる物語でした。2015/04/24
alleine05
10
すごくきれいにまとまった最終巻だった。まさかこの作品がこんな「未来」とか「生き方」を考えさせるようなきれいな終わり方になるとは。この終わり方を一巻の時点で想像できた人はいただろうか。作者や編集者ですらこんな方向性に着地するとは思ってなかったのでは。もうちょっと一巻のような変な発明もの路線で長く続けてほしかった気もするけど、でもこの終わり方にはとても満足。いい作品だった。2015/04/26
かやは
8
ネコTwitterは普通に良いアイデアで、実現化したら良いなあと思っていたので、そこから起業する話に発展していったのは嬉しかった。ゴキシュポ欲しい！ゴキを吸い取ってパッキングしてくれるなんて素晴らしい！放置自転車を発電機にするのも実現化したら良いのになあ。身近な問題を技術とアイデアで解決させるハルちゃん素晴らしいです。こういう人や会社を支援していきたいなあと思いました。2016/01/04
