内容説明
女優以上に美人かつ一瞥で人を竦ませる京堂景子警部補は難事件を数々解決。だが実際は、彼女の夫でイラストレーターの新太郎の名推理によるものだった??。職務中は「鉄の女」、夫の前ではデレデレの可愛い妻と、それを世界でただ一人知る料理上手でクールな夫が8つの怪事件をあざやかに解く傑作ユーモア・ミステリ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hnzwd
83
クールビューティーな女刑事と半分主夫な安楽椅子探偵を主人公とした短編集。各話のタイトルが名作のパロディになっていたりと、ミステリ好きの痒い所に手が届いてる感じが素敵。主人公のツンデレな感じは映像化に向いてそうなので、、ドラマも観たいですねー。2016/01/12
真理そら
52
これがたぶんシリーズ第二弾かな。タイトルに凝った8つの短編。相変わらず事件は陰惨だがか軽く心地よい読後感。熊犬と少年と景子さんのひそやかな交流が優しい「熊犬はなにを見たか?」が好きだ。2024/10/19
Norico
52
鉄女、氷の女などと言われる刑事、景子さんが、旦那さんの前だけ甘えん坊になっちゃうシリーズ第2弾。旦那の新太郎くんの安楽椅子探偵ぷりがすごい。熊犬のノアの話がよかった。短編なので、時間が空いた時など、軽く読むのによいです。2015/07/18
ううち
49
読みやすくて面白かったです。ちょろっと出てくる名古屋弁もいい。景子さんの仕事と家でのギャップが可愛いです。そして伝説がどんどんスゴイことになっていて笑った。最後は新太郎くん目線のお話もあり新鮮でした。シリーズ続かないかな。2014/08/07
キングベルⅩ世
43
相変わらずラブラブな夫婦だけれど前作よりは糖分控えめ。相変わらず景子と新太郎の掛け合いは最高。間宮刑事も前作よりもキャラが出てきてて京堂班の会話も何気に良い。このシリーズはこちらがあれこれ推理するのではなく、登場人物の推理を楽しむ方が面白い。視点をずらしたりすることで、この手の短編集にありがちなマンネリも防がれてる印象。もっと売れてもいいのになぁ、このシリーズ。しかし一番驚いたのは割とぶっ飛んだ解説を書いてる西澤保彦氏。こんな人だったとは(笑)2015/03/03
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