内容説明
その大陸では微妙な力関係で5つの国の均衡が保たれている。楽天(らくてん)は一番の小国である。ある日、大国・奉金(ほうきん)より盟約を結びたいと申し入れがあった。条件は人質の交換。軍師の父親が奉金に差し出されてから、その息子・趙浚(ちょうしゅん)の波瀾の人生が幕を開けた。困難に立ち向かいながらも真摯に生きる若者を描く感動巨編。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Syo
21
三國志みたい2022/09/21
shinsaku224
3
楡作品の中では異色のものだが、引き込まれた。下巻は相当期待出来るストーリーになってるだろう!2022/08/09
gonta19
3
2007/05/31 Amazonにて購入 2009/7/6~7/14 昔の中国を思わせる楽天国の軍師の一人息子荘趙しゅんが幾多の苦難を乗り越えてたくましく成長する話。朝倉恭介シリーズを書いていたのと同じ筆者とは思えない歴史伝奇小説。ある意味、龍馬が行く、を彷彿させ、次から次へと襲い掛かる苦難に趙しゅんが真正面から受け止める姿勢が共感を呼ぶ。下巻も楽しみ。2009/07/14
キューカンバー
2
楡周平の傑作時代小説。上巻、読了。2015/11/01
こより
2
趙浚の純情、従順においおい…。と思う所がないわけじゃないけど、どうなるのか続きが気になる。 状況がどんと変わりそうな予感をはらんだ終わりかただったので、下巻が楽しみ。2015/03/08
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